現在世界ランク1位のジャスティン・ローズ（英）が本間ゴルフと契約を結ぶのではないか、という噂が流れている。ローズとテーラーメイドゴルフとの関係は20年以上だが、なぜこの噂が流れているのか？

　直近でテーラーメイドゴルフを離れた有名選手と言えばセルヒオ・ガルシア（スペイン）。親会社であったアディダスとはアパレル契約を結んでいるが、クラブはキャロウェイゴルフと契約。ガルシアはその際「企業は常に変化するもの。アディダスがテーラーメイドゴルフを売却してから色々と変わった。最終的に合意に至ることができなかった」と語っていた。

　ローズの場合は、同選手のことをよく知るテーラーメイドゴルフの元社長、マーク・キング氏が本間ゴルフの戦略アドバイザーを務めることが大きく関係していると米ゴルフダイジェストら複数の海外メディアは報じている。

　本間ゴルフと言えばパーシモンで、木製ウッドが流行っていた頃は「ヒロホンマ」ブランドのクラブは高級品として絶大な人気を誇った。2016年11月の日米首脳会談では、特注品の「BERES S-05」が安倍晋三首相からドナルド・トランプ大統領に贈られたが、欧米ではまだまだ本間ブランドの知名度は低い。ローズが使用すればブランドイメージ向上になるのは間違いないが、果たして。

（写真提供：Getty Images）