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海外男子

11年ぶりの優勝 天才チャールズ・ハウエルを振り返り

2018年12月14日(金)午後0:50

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 ザ・RSMクラシックで11年ぶり米男子ツアー通算3勝目を挙げたチャールズ・ハウエル(米)はかつて「次のタイガー・ウッズ」と呼ばれるほどの天才だった。4291日ぶりにトロフィを掲げたハウエルを振り返る。

 ハウエルは7歳からゴルフを始め、ジュニア時代から天才と呼ばれていた。オクラホマ州立大学へ進学し、オールアメリカンに2回選ばれ、3年生時にNCAA(全米大学体育協会)王者に輝くなど好成績を収めた。そして21歳(2000年)でプロ転向を果たした。

 大きな注目を浴びていたが初優勝は2002年のミケロブ・チャンピオンシップ、2勝目は2007年の日産オープンと勝利数をたくさん積み重ねることはなかった。そして3勝目を挙げるまでに11年9か月がかかった。優勝争いに何度も絡み、2位に何度もなるなどずっと不調だったわけではない。だがあと一歩という日々が続いた。

 17-18年シーズンは28試合に出場し、予選落ちは4回のみでトップ10フィニッシュが4回。賞金も217万9725ドルを稼いだ。しかし、優勝トロフィには届かず。そして、18-19年シーズンを迎えた。

 CIMBクラシック5位タイ、ザ・CJカップ at ナインブリッジズ61位タイ、マヤコバ ゴルフクラシック予選落ちと3試合を終え、4試合目のザ・RSMクラシックでついにその時が来た。ハウエルとパトリック・ロジャース(米)が通算19アンダーで並び、プレーオフ2ホール目でハウエルがバーディパットを沈め勝利を掴んだ。

「正直に言うと、また勝てるかなんて分からなかった」とラウンド後に語ったハウエル。長いあいだ勝利から見放されるとネガティブな思考になるのだが「絶対に諦めない」という気持ちを持ち続けたからこそ復活を果たすことが出来た。まだまだ39歳。メジャー大会も含め勝利を積み重ねていく時間は十分とある。

(写真提供:Getty Images)

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2018-19 ザ・RSMクラシック
11月15日(木)~11月18日(日)

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