米男子ツアーのウェイストマネジメント フェニックスオープンが現地時間31日、アリゾナ州のTPCスコッツデールを舞台に開幕する。

　松山英樹は16年、17年と連覇。去年は左手を痛め第2ラウンド前に棄権し、3連覇は叶わなかった。前週のファーマーズインシュランスオープンでは3位タイに入り、2年ぶりの優勝が期待される。

　小平智は初出場。直近2試合は予選落ちと悪い流れが続いているため、ここで復調のキッカケをつかめるか。

　ツアー屈指の人気を誇る今大会の16番パー3は、収容人数が約2万人、360度のギャラリースタンドがそびえたつ名物ホール。グリーンを捉えれば喝采、外せばブーイングと普段とは違うこのホールをどう攻略するかが勝負のガキとなってくる。

　昨季大会はゲーリー・ウッドランド（米）とチェズ・リービー（米）が通算18アンダーで並びプレーオフへ。1ホール目でパーセーブしたウッドランドが、2013年のリノ・タホ・オープン以来となる5年ぶりツアー通算3勝目を挙げた。

　連覇を狙うウッドランドをはじめ、地元アリゾナ州立大出身で大会3勝のフィル・ミケルソン（米）、同じくアリゾナ州立大出身のジョン・ラーム（スペイン）、今季2勝のザンダー・ショフレ（米）、マット・クーチャー（米）、リッキー・ファウラー（米）、ジャスティン・トーマス（米）、キャメロン・チャンプ（米）らがエントリーしている。

（写真：Getty Images）