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ティーアップ練習で飛距離は大幅に伸びる 木下稜介のアイアンショット講座
2019年2月21日(木)午後2:35
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アマチュアゴルファーの悩みとしてよく耳にするのが、「アイアンがしっかり打てない」、「番手通りの飛距離が出ない」というものです。。
実際、そういうゴルファーのスイングを見ると、ダウンスイングで右肩が下がり、クラブが下から入ってフェースの上にボールが当たっているケースがあります(写真①)。また、フェースの上に当たるのを避けようとしてインパクトで体が伸び上がってしまい、結果的にフェースの下の方で打ってしまうという人もいます(同②)。
ではどうすれば、芯に当たるようになるのか?。
まず、右肩が下がる原因ですが、アマチュアによく見られるのは左腰の回転が止まってしまうケースです。ダウンスイングからインパクトにかけて腰がスムーズに回転していれば肩も水平に回っていくのですが、「ボールを上げたい」などの気持ちが働くことで、途中で左腰の動きが止まってしまい、左サイドが詰まって右肩が下がりやすくなってしまうのです。。
これを防ぐためにも、ダウンスイング~フォロースルーでは写真③~⑤のように左腰をしっかり後ろに回していくという意識が必要です。そうすれば肩が水平に回り、右肩が下がることはなくなります。
この練習を積むことによって、胸と地面との距離もしっかり保たれるようになる(前傾姿勢がキープできる)ので、アイアンショットのミート率もアップするはずです。そして、芯に当たれば曲がらないだけでなく、飛距離も大幅に伸びます。ぜひ皆さんも試してみてください。
木下稜介(きのした・りょうすけ)
1991年7月16日奈良県生まれ。174㎝、75kg。大阪学院大学ゴルフ部出身で、大堀裕次郎とは同期。2014年プロデビュー。QT3位で臨んだ2018シーズンは、AbemaTVツアーでプロ初優勝を果たし、19試合に出場したレギュラーツアーでも予選落ちわずか5回と健闘。賞金ランク54位で19年レギュラーツアーの出場権を獲得した。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/2/15 発売号より転載)
実際、そういうゴルファーのスイングを見ると、ダウンスイングで右肩が下がり、クラブが下から入ってフェースの上にボールが当たっているケースがあります(写真①)。また、フェースの上に当たるのを避けようとしてインパクトで体が伸び上がってしまい、結果的にフェースの下の方で打ってしまうという人もいます(同②)。
写真①
同②
いずれにしても、このようなスイングをしていては、番手通りの飛距離を期待することはできません。。ではどうすれば、芯に当たるようになるのか?。
まず、右肩が下がる原因ですが、アマチュアによく見られるのは左腰の回転が止まってしまうケースです。ダウンスイングからインパクトにかけて腰がスムーズに回転していれば肩も水平に回っていくのですが、「ボールを上げたい」などの気持ちが働くことで、途中で左腰の動きが止まってしまい、左サイドが詰まって右肩が下がりやすくなってしまうのです。。
これを防ぐためにも、ダウンスイング~フォロースルーでは写真③~⑤のように左腰をしっかり後ろに回していくという意識が必要です。そうすれば肩が水平に回り、右肩が下がることはなくなります。
同③
同④
同⑤
また、ドリルとしてオススメしたいのは、ティーアップしたボールを打つ練習です(同⑥)。同⑥
具体的には、ロングティーを少し長めに刺して完全にボールが浮いている状態にして、スコアライン(溝)の下から2本目と3本目の間あたり(同⑦)に当たるように打つ練習をすることです。同⑦
私の場合は、7番アイアンでこのドリルをやっていますが、アイアンショットに自信のない人は9番アイアンでもOKです。。この練習を積むことによって、胸と地面との距離もしっかり保たれるようになる(前傾姿勢がキープできる)ので、アイアンショットのミート率もアップするはずです。そして、芯に当たれば曲がらないだけでなく、飛距離も大幅に伸びます。ぜひ皆さんも試してみてください。
木下稜介(きのした・りょうすけ)
1991年7月16日奈良県生まれ。174㎝、75kg。大阪学院大学ゴルフ部出身で、大堀裕次郎とは同期。2014年プロデビュー。QT3位で臨んだ2018シーズンは、AbemaTVツアーでプロ初優勝を果たし、19試合に出場したレギュラーツアーでも予選落ちわずか5回と健闘。賞金ランク54位で19年レギュラーツアーの出場権を獲得した。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/2/15 発売号より転載)
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