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ケプカ「最もエキサイトした最終ホールだった」 全米プロVで珍しく感情爆発

2019年5月20日(月)午後1:15

 ブルックス・ケプカ(米)が全米プロゴルフ選手権を連覇した。たった2年でメジャー4勝を手にしたが最終日は苦しいラウンドとなり、ウィニングパットを決めた直後は珍しく感情を爆発させた。

 初めて全米オープン(2017年)を制した時は小さくガッツポーズ。2018年の全米オープンと同年の全米プロはタップインであっさり。しかし、今回は違った。

 7打差リードで最終日を迎えたケプカ。誰もが楽々優勝と思っていたが、そうはならなかった。後半11番から4連続ボギー、17番もボギーとし、一時はダスティン・ジョンソン(米)が1打差に迫り、ギャラリーも大声で「GO DJ!」と後押し。ジョンソンは通算6アンダーで先にホールアウトしケプカを待った。

 ケプカはボギーで優勝という状況で最終18番パー4を迎えたが、ティーショットは左に曲がり、ボールはネイティブエリアに。グリーンは狙えないので無理せずに60ヤードほど出してサードショットに臨んだ。

 勝つ男はここからが違う。ピンポジションは右、なおかつ右手前にバンカーが3つあるので普通ならば安全にロングサイドを狙うのだが、ピン手前につけて約1.5メートルのパーパットを沈めたのだ。ケプカも相当痺れたのだろう。決めた瞬間にタイガー・ウッズ(米)ばりのガッツポーズ。淡々とプレーするケプカからは想像がつかないくらいの表情だった。

 優勝記者会見では、「ストレスだった。DJが追ってきているし、最後ホールは今までで最もエキサイトした」と心境を語っていた。

(写真:Getty Images)

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5月16日(木)~5月19日(日)

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