キャリアグランドスラムの偉業がかかるローリー・マキロイ（北アイルランド）が、大一番を前にナイキとの契約延長を発表した。

　2011年の全米オープンを皮切りに、12年に全米プロゴルフ選手権、14年には全米プロと全英オープンを制したマキロイ。今週開幕のマスターズ（現地時間6?9日／ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC）で勝てば、ジーン・サラゼン（米）、ベン・ホーガン（米）、ゲーリー・プレーヤー（南ア）、ジャック・ニクラウス（米）、そしてタイガー・ウッズ（米）の5人しか達成していないキャリアグランドスラムを手にすることになる。

　そんなマキロイが大会を4日後に控えた2日、自身のTwitter上で「ナイキのアスリートとして、これから10年以上が楽しみ」というコメントとともに、ナイキとの契約延長を発表。13年にナイキの契約選手となって以降、メジャー2勝を含む12勝を築き上げてきたが、今後も同社とともに歩んでいくことを決めたようだ。

　契約内容は明らかになっていないが、この時期の発表は期待の表れだろう。これを追い風に史上6人目のキャリアグランドスラマーとなれるか。