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地元勢強し! S.フェン、世界女子選手権で個人&団体ダブル優勝
2012年3月5日(月)午後0:19
日米両ツアーで活躍する世界ランク12位のシャンシャン・フェン(中)がタイトルを総なめにした。
欧州女子ツアーと中国女子ツアーの共催で、19の国と地域の団体戦(中国は2チームなので20組)と個人戦が平行して行われる世界女子選手権は中国・海南島のミッションヒルズGC海口を舞台に現地時間4日、ストロークプレーによる最終ラウンドの競技を終了。
3日間を通算10アンダー(66-69-71)で回ったフェンが、単独2位のポーナノン・パットラム(タイ)に1打差をつけ個人戦で優勝するとともに、葉莉英(中)と組んだ団体戦でも通算17アンダーで栄冠に輝いた。
団体戦の成績は1位が中国、2位がタイ、3位にスウェーデンが入り、4位がイタリア、5位にイングランド。エイミー・ハン&キャンディ・クンを擁した台湾は6位に終わっている。
欧州女子ツアーで中国勢が優勝するのは史上初。個人&団体の両方で1位に輝いたフェンは「個人戦よりチーム戦のことばかり気にしていました。タイチームが追い上げて来たのでプレッシャーがかかりましたが、“絶対に抜かされないぞ”という気合いで戦い抜きました」と地元勝利に感無量の表情を浮かべ、満面の笑みでトロフィーを掲げた。
尚、日本勢は国内女子ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントと重なったため出場を見合わせている。