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松崎しげるさんが語るPGAツアー“愛のメモリー” はじめはスピンボールに驚いた!
2019年8月27日(火)午後4:45
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CS放送「ゴルフネットワーク」で放送中の「みんなのPGAツアー」で、有名人がPGAツアーへの熱い想いを語る「わたしとPGAツアー」。8月放送回では、大ヒット曲「愛のメモリー」をはじめ、数多くの名曲を歌い続ける愛のシンガー、松崎しげるさんが登場。ツアーの魅力や思い出、お気に入り選手について熱く語ってくれました。
―PGAツアーを見始めたきっかけ
青木功さんやジャンボ尾崎さんが世界に挑戦していた時なので、22歳くらいの頃ですね。もう50年前近く前です。友人の青木基正プロ(日本ツアー通算2勝)から「アメリカのツアーは凄いんだよ!球は飛ぶし、止まる球を打つし」って聞いた時に「止まる球!?」って思いました。もう何しろあのスピンの効いた球を見た時はビックリしました。日本のツアーであのようなスピンボールは、丸山茂樹プロの時代から見るようになりましたよね。
功さんがいつも「ゴルフはゴロフだよ!」って話をしていたように、高い球を打つと風に影響されるので、ライナー性の球で転がして止まるボールを打つ選手が多かったですから、石川遼プロみたいにバーンと高い球を打って「ドン!スー」って戻ってくるボールを見た時は「凄い時代になったな!」と思いました。松山英樹選手も当たり前ですけど、20ヤードくらいのアプローチで「強すぎないか?」と思った打球が、スピンが効いているから止まる。(スピンを)かけるために強く打つんでうよね。あれは僕も練習して真似しています。トップが80%、上手くいく時が1%ですけど(笑)
―PGAツアーで好きな選手は?
僕は普段グローブをしないでいつも素手の感覚でプレーするんですけど、三井住友VISA太平洋マスターズで一緒に回ったフレッド・カプルス(米)が大好きな選手です。カプルスも同じくグローブをつけないで素手の感覚で打ってましたけど、もの凄くセンスのいい、力みのないゴルフで凄かったです。一応は自分が年上だったので、「ヘイ!フレッド!」とは言いましたけど、向こうはどんな気持ちで一日一緒に回っていたのでしょうかね(笑)。
そんな縁があるように、この業界にいて良かったと思いますし、スーパ―アスリートを間近で見れたというのが本当に凄いことで。歩く歩幅、打った後の仕草や、ショットを打つ前のルーティーンなど様々なことを僕たちは教わりました。
―PGAツアーに関して一番思い出に残っている出来事は?
2001年の全英オープンで、開催1週間前にセントアンドリュースでラウンドさせて頂けたことです。至る所にバンカーがあって、バンカー好きの自分にとっては良い経験になりました。オールドコースでラウンドが出来た時は本当に夢のような世界でしたね。今、僕の中では一度でいいからマスターズが観たくて、観客の中で一緒に応援したいという夢があります。
―注目選手について
最近はダスティン・ジョンソン(米)です。あの飛距離はアドバンテージになりますよね。自分たちならフェアウェイウッドを持つところでも、彼だとショートアイアンですからね。しかも180~190ヤードを8番、9番で打つんですから考えられないですよ。それに加えてショートゲームも上手く、本当に卓越された選手だと思います。圧倒的な強さをティーグラウンドで感じられますよね。
最近テレビを見ていて思うのは、昔だと遠くのところからでもこの選手って分かったんですけど、最近はスイングが科学されているおかげで、同じルーティンで同じ打ち方をする選手が結構多くて「あれ誰?」ってなるようになりましたよね。池田勇太プロのように特徴のあるスイングだとすぐにわかりますよね。なので、個性のある選手に活躍してほしいです。
―PGAツアーの魅力とは?
神業的ショットがいっぱい出てくる、世界一の技を見せてくれるというのが一番の魅力です。もう70歳になりますけど、PGAツアーを見ているだけで10、20歳は若くいられるんですよ。あのワクワク感は何と言ってもタイガー・ウッズ(米)です。当時出てきた時も凄かったですけど、(昨年の)復活Vは自分たちにとって様々なことにチャレンジができる、ゴルフから私生活まで全てのことを引っ張って行ってくれる感じがしました。これからも凄いドラマを見せてくれると思いますし、PGAツアーには更なるドラマが潜んでいるので、いつも最終ホールの最後の一打まで観ています。
―PGAツアーを見始めたきっかけ
青木功さんやジャンボ尾崎さんが世界に挑戦していた時なので、22歳くらいの頃ですね。もう50年前近く前です。友人の青木基正プロ(日本ツアー通算2勝)から「アメリカのツアーは凄いんだよ!球は飛ぶし、止まる球を打つし」って聞いた時に「止まる球!?」って思いました。もう何しろあのスピンの効いた球を見た時はビックリしました。日本のツアーであのようなスピンボールは、丸山茂樹プロの時代から見るようになりましたよね。
功さんがいつも「ゴルフはゴロフだよ!」って話をしていたように、高い球を打つと風に影響されるので、ライナー性の球で転がして止まるボールを打つ選手が多かったですから、石川遼プロみたいにバーンと高い球を打って「ドン!スー」って戻ってくるボールを見た時は「凄い時代になったな!」と思いました。松山英樹選手も当たり前ですけど、20ヤードくらいのアプローチで「強すぎないか?」と思った打球が、スピンが効いているから止まる。(スピンを)かけるために強く打つんでうよね。あれは僕も練習して真似しています。トップが80%、上手くいく時が1%ですけど(笑)
―PGAツアーで好きな選手は?
僕は普段グローブをしないでいつも素手の感覚でプレーするんですけど、三井住友VISA太平洋マスターズで一緒に回ったフレッド・カプルス(米)が大好きな選手です。カプルスも同じくグローブをつけないで素手の感覚で打ってましたけど、もの凄くセンスのいい、力みのないゴルフで凄かったです。一応は自分が年上だったので、「ヘイ!フレッド!」とは言いましたけど、向こうはどんな気持ちで一日一緒に回っていたのでしょうかね(笑)。
そんな縁があるように、この業界にいて良かったと思いますし、スーパ―アスリートを間近で見れたというのが本当に凄いことで。歩く歩幅、打った後の仕草や、ショットを打つ前のルーティーンなど様々なことを僕たちは教わりました。
―PGAツアーに関して一番思い出に残っている出来事は?
2001年の全英オープンで、開催1週間前にセントアンドリュースでラウンドさせて頂けたことです。至る所にバンカーがあって、バンカー好きの自分にとっては良い経験になりました。オールドコースでラウンドが出来た時は本当に夢のような世界でしたね。今、僕の中では一度でいいからマスターズが観たくて、観客の中で一緒に応援したいという夢があります。
―注目選手について
最近はダスティン・ジョンソン(米)です。あの飛距離はアドバンテージになりますよね。自分たちならフェアウェイウッドを持つところでも、彼だとショートアイアンですからね。しかも180~190ヤードを8番、9番で打つんですから考えられないですよ。それに加えてショートゲームも上手く、本当に卓越された選手だと思います。圧倒的な強さをティーグラウンドで感じられますよね。
最近テレビを見ていて思うのは、昔だと遠くのところからでもこの選手って分かったんですけど、最近はスイングが科学されているおかげで、同じルーティンで同じ打ち方をする選手が結構多くて「あれ誰?」ってなるようになりましたよね。池田勇太プロのように特徴のあるスイングだとすぐにわかりますよね。なので、個性のある選手に活躍してほしいです。
―PGAツアーの魅力とは?
神業的ショットがいっぱい出てくる、世界一の技を見せてくれるというのが一番の魅力です。もう70歳になりますけど、PGAツアーを見ているだけで10、20歳は若くいられるんですよ。あのワクワク感は何と言ってもタイガー・ウッズ(米)です。当時出てきた時も凄かったですけど、(昨年の)復活Vは自分たちにとって様々なことにチャレンジができる、ゴルフから私生活まで全てのことを引っ張って行ってくれる感じがしました。これからも凄いドラマを見せてくれると思いますし、PGAツアーには更なるドラマが潜んでいるので、いつも最終ホールの最後の一打まで観ています。
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