海外男子
米男子ツアー シード権争いで泣いた人、笑った人
2007年12月28日(金)午前11:55
プロゴルファーにとってシード入りするか否かは死活問題。シードに入れば翌年の職場を保証されるが、入らなければ戦う場を奪われることになる。07年シーズン、シード権争いに泣いた人、笑った人を振り返る。
まず笑った人の筆頭は何といっても最終戦の1つ前の大会(ギン・シュール・メール・クラシック)で2位タイに食い込み、賞金ランクを一気に上げた丸山茂樹だろう。今季はケガのせいもあり31試合に出場し13試合で予選落ち、4試合で棄権と、米ツアー本格挑戦を開始して以来の苦しい1年を過ごした。しかし土壇場で優勝争いを演じ、4年ぶりのツアー通算4勝目には手が届かなかったものの、フォールシリーズ前は140位だったランクを35ランクアップさせる105位でシーズンを終了したのだから、その底力と強運ぶりは並ではないことを証明してくれた。
また、イエスパー・パーネビック(スウェーデン)もシーズン終盤に盛り返したひとり。過去5勝の実績を持ちながら、02年以降勝星に恵まれておらず、今季もフォールシリーズが始まる前は賞金ランク139位に低迷。だが、終わってみればランクを90位まで上げ余裕のシード入りを果たしている。
もちろん笑った選手だけではない。昨季1勝を挙げ、今季は開幕戦のメルセデス-ベンツ選手権でシーズンをスタートさせたベン・カーティス(米)は、フォールシリーズ前にランク103位につけながら、最終戦の予選落ちで126位に後退。上位125位までに与えられるシードからぎりぎり弾き出されたことになる。その他、シード常連のブレット・クイグリー(米)、テッド・パーディー(米)、ジョー・デュラント(米)らも125位目前でシード落ちの憂き目を見た。
本格参戦2年目でシード入りを逃した丸山大輔(149位)は言う。「毎年ツアーのレベルは確実に上がっています。若くてイキの良い飛ばし屋が増え、シードの常連もうかうかしていられない。PGAツアーでシード入りするのは本当に大変です」。
願わくば来季、丸山(茂)と今田竜二(ランク65位)の2人にはシード当落線上で終盤を迎えるのではなく、シーズンの早いうちにシード入りを決め、優勝争いの方に専念してもらいたいものだ。
まず笑った人の筆頭は何といっても最終戦の1つ前の大会(ギン・シュール・メール・クラシック)で2位タイに食い込み、賞金ランクを一気に上げた丸山茂樹だろう。今季はケガのせいもあり31試合に出場し13試合で予選落ち、4試合で棄権と、米ツアー本格挑戦を開始して以来の苦しい1年を過ごした。しかし土壇場で優勝争いを演じ、4年ぶりのツアー通算4勝目には手が届かなかったものの、フォールシリーズ前は140位だったランクを35ランクアップさせる105位でシーズンを終了したのだから、その底力と強運ぶりは並ではないことを証明してくれた。
また、イエスパー・パーネビック(スウェーデン)もシーズン終盤に盛り返したひとり。過去5勝の実績を持ちながら、02年以降勝星に恵まれておらず、今季もフォールシリーズが始まる前は賞金ランク139位に低迷。だが、終わってみればランクを90位まで上げ余裕のシード入りを果たしている。
もちろん笑った選手だけではない。昨季1勝を挙げ、今季は開幕戦のメルセデス-ベンツ選手権でシーズンをスタートさせたベン・カーティス(米)は、フォールシリーズ前にランク103位につけながら、最終戦の予選落ちで126位に後退。上位125位までに与えられるシードからぎりぎり弾き出されたことになる。その他、シード常連のブレット・クイグリー(米)、テッド・パーディー(米)、ジョー・デュラント(米)らも125位目前でシード落ちの憂き目を見た。
本格参戦2年目でシード入りを逃した丸山大輔(149位)は言う。「毎年ツアーのレベルは確実に上がっています。若くてイキの良い飛ばし屋が増え、シードの常連もうかうかしていられない。PGAツアーでシード入りするのは本当に大変です」。
願わくば来季、丸山(茂)と今田竜二(ランク65位)の2人にはシード当落線上で終盤を迎えるのではなく、シーズンの早いうちにシード入りを決め、優勝争いの方に専念してもらいたいものだ。