欧州男子ツアーのロレックスシリーズ第4戦「BMW PGAチャンピオンシップ」は19日、英国のウェントワースGC（パー72）を舞台に開幕する。

　今大会はスロープレー改善の一環として、GPSトラッキングシステムが導入される。GPSは各組一人のゴルフバッグに取り付けられ、競技委員は各組がどのホールをプレーしているか把握でき、選手たちは5つのティーグラウンド付近のディスプレイから、遅れているか、いないかが分かる。

　昨季大会はフランチェスコ・モリナーリ（伊）が通算17アンダーで2016年のイタリアンオープン以来となるツアー通算5勝目を挙げた。

　連覇を狙うモリナーリをはじめ、ポイントレーストップのシェーン・ロウリー（アイルランド）、ローリー・マキロイ（北アイルランド）、ジャスティン・ローズ（英）、ジョン・ラーム（スペイン）、トミー・フリートウッド（英）、ポール・ケイシー（英）、トニー・フィナウ（米）、パトリック・リード（米）がエントリー。

　日本からは谷原秀人と宮里優作が出場する。

（写真：Getty Images）