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国内女子

大里桃子「自分では分からない緊張感があったのかも」それでも最後は意地のバーディフィニッシュ

2019年10月7日(月)午後3:45

 国内女子ツアーのメジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」は畑岡奈紗の優勝で幕を閉じた。最終組で一緒に回った大里桃子は初日からノーボギーのラウンドで最終日を迎えたが、出入りの激しいゴルフで国内メジャー初Vにあと一歩届かなかった。それでも2位タイに入り、賞金ランキングでは前週の58位から36位へと浮上した。2年連続の賞金シード権をほぼ手中にしている大里が今大会を振り返った。

―ラウンドを終えた今の気持ちは

 途中崩れてしまった場面がありそこは悔しいですけど、最後の方は粘ることも出来て、最終18番ではバーディで終わることが出来たので、やり切った感はあります。ただ、ここまで来たら優勝という2文字を目指していたので、自分に力が無かったことが本当に悔しかったです。

―優勝争いの中で迎えた最終日のラウンドを振り返って

 一緒に回る(畑岡)奈紗ちゃんが世界で活躍しているトッププレーヤーなので、どういうプレーをするか楽しみでした。自分との差が凄くハッキリついた感じがありました。メジャーの舞台で最終日最終組で回れたこの経験を無駄にしないように、今後頑張っていきたいです。

―ピンポジションも難しかった?

 最終日のピン位置は難しかったです。上からだと止まらなかったですし、下に付けるのは至難の業でした。自分のショットメイクがなかなか出来ていなかったこともあり難しかったです。ただ最後は難しいなりに上手く回れていたとは思います。

―最終18番のバーディについて

 最後の方は奈紗ちゃんに差をつけられていたので、少しでも上位で上がれるように回っていました。最後のバーディで4位から2位タイになったので、賞金ランク的にも大きな一打になったと思います。

―畑岡選手と差を感じた具体的なところは?

 飛距離も30ヤードぐらい違いました。飛んで曲がらない(ショットの)精度も凄かったです。全体的にショットメイクが上手で、バーディチャンスをしっかり決めてくるあたりも凄いと思いました。

―緊張などはありましたか?

 朝はそんなに緊張することなく入れたんですけど、思い通りに体が動かない所もあったので、自分では分からないような緊張はあったのかもしれません。

―キャディを務めたお父さんとは何か話しましたか?

 ラウンド中は凄く励まされていたのと、最後バーディを決めて「よく頑張ったね」とは言われました。

―今後に向けての意気込みを

 これに満足せず、上位争いをして2勝目を挙げれるように頑張ります。

 

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2019 日本女子オープンゴルフ選手権競技
10月3日(木)~10月6日(日)

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