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国内男子

恩師・阿部監督も絶賛「金谷君は小技が上手く、貪欲で向上心を持っている」

2019年11月18日(月)午後2:00

 国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズはアマチュアの金谷拓実(東北福祉大3年)の優勝で幕を閉じた。松山英樹、池田勇太、宮里優作、谷原秀人など数多くのプロゴルファーを輩出している同大学ゴルフ部監督の阿部靖彦氏が今大会を振り返った。

―最終日のプレーについて

 優勝したわけですから、金谷君が十分に力を出し切っての優勝だったと思います。これまで色々な試合に出場して失敗して、その経験が最終18番のイーグルパットに表れたのではないかと思います。

―終盤のデッドヒートについて

 ショーン・ノリス選手もすごく良いゴルフをしていたので、それに金谷君も引っ張られるようにベストなゴルフができたのではと思いました。

―どんな言葉をかけるか

「おめでとう」です。今日も朝ご飯を一緒に食べて「松山以来のアマチュア優勝をしろ」と、「頑張れ」とは言わず「優勝しろ」と言いました。プロでもアマであっても同じ土俵に立っているわけですから「優勝以外はいらない。この位置にいるなら優勝を目指すべきだ」と伝えました。

―金谷選手の強みについて

 一番は気持ちだと思います。これは松山君、池田君、宮里君をはじめ、卒業生、第一線でプロとして活躍している全ての選手も学生時代は同じように失敗を繰り返します。ただその中で何か一つでも得て、それが今の自分のゴルフに活きてくるわけですから、松山君も金谷君もそういうのを積み重ねて、大きなプレーヤーになっていく成長段階を歩んでいる途中です。

―松山選手と金谷選手を比べて

 比べることは出来ないと思います。松山英樹は松山英樹、金谷拓実は金谷拓実のゴルフをして、それぞれが自分自身のゴルフを作り上げていってくれれば良いなと思っています。互いに小技が上手だっていうのは間違いないです。それと貪欲で「まだこの上を目指すのか」と思うくらい2人とも向上心を持っています。

―金谷選手の課題について

 つまらないボギーを打つところですかね。2日間(初日と2日目)16番でダブルボギーを叩くとか本当につまらないところです。それでもそれを一つの経験として、体もまだまだ鍛え上げていかないといけないですし、世界に出ていきたい気持ちは持っていますので、そういう意味でもまだまだ勉強することがたくさんあると思います。

―どんな選手になって欲しいか

「金谷拓実のゴルフはこういうものだ」と見せられるような選手になって欲しいです。松山君も「これが松山のゴルフだ」とどんどん作り上げていっているので、金谷君も同じように上を目指して一生懸命頑張って欲しいと思います。

関連番組

2019 三井住友VISA太平洋マスターズ
11月14日(木)~11月17日(日)

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