ニュース・コラム

国内女子

渋野日向子が今季4勝目 賞金女王を狙えるチャンスを残す

2019年11月26日(火)午前6:00

 国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンは愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山で行われ、渋野日向子が今季4勝目を飾った。

 ルーキーイヤーに4勝を挙げたのは日本勢では2014年の宮里藍さん以来の快挙だが、賞金女王に輝けば史上最年少となる。今回の優勝で賞金ランク1位の鈴木愛との差は約1,500万円に縮まった。

 前週大会は予選落ちと悔し涙を流したが、今回は嬉し涙を流した。先に通算19アンダーで上がり、優勝が決まったと報告を受けるとパッティング練習を止め、目頭を押さえた。

 予選落ちしたことで気持ちが沈むのではなく、苦い経験を糧に出来るのが渋野の強み。一週間遅れの最高の誕生日プレゼントを手にした。
 
 最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで単独2位以上に入れば賞金女王のチャンスがある渋野の戦いに注目だ。



 なお、渋野、鈴木、3位のプレーヤーがプロV1を使用。タイトリスト ゴルフボールプレーヤーが、1-2-3フィニッシュを飾った。

 米ジョージア州のシーアイランドリゾートで行われた米男子ツアー「ザ・RSMクラシック」は、タイトリスト ブランドアンバサダーのタイラー・ダンカン(米)が、ウェブ・シンプソン(米)をプレーオフで破り、ツアー初優勝を飾った。2選手ともプロV1を使用。また、3位のセバスチャン・ムニョス(コロンビア)はプロV1、4位のブレンドン・トッド(米)はプロV1xを愛用している。

 また、宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に行われた「ダンロップフェニックストーナメント」は、最終日の悪天候により54ホール競技に短縮され、通算10アンダーで単独首位に立ったタイトリスト ボールプレーヤーの今平周吾(プロV1x使用)が優勝し、今季2勝目を手にした。

 さらに、米女子ツアー最終戦メジャー「CMEグループツアー選手権」はフロリダ州のタイバーアンゴルフクラブで行われ、タイトリスト ボールプレーヤーのキム・セヨン(韓/プロV1)がツアー歴代最高額となる優勝賞金150万ドルを手にし、華やかな優勝でシーズンを締めくくった。

 また、単独2位のチャーリー・ハル(英/プロV1x)、3位タイのダニエル・カン(米/プロV1x)、同じく3位タイのネリー・コルダ(米/プロV1)、単独5位のブルック・ヘンダーソン(カナダ/プロV1)と1~5位までをタイトリスト ゴルフボールプレーヤーが独占した。


*ダレルサーベイ社調べ

(写真:Getty Images)

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