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国内男子

ツアー通算14勝目を手にした金庚泰 復活Vの要因は「メンタルコーチ、スイング、パターグリップ」

2019年12月2日(月)午後8:00

 国内男子ツアーのカシオワールドオープンゴルフトーナメントは金庚泰(韓)の優勝で幕を閉じた。過去2度の賞金王に輝いた実力を発揮し、最終日に「64」を記録。3打差を逆転し2016年の「~全英への道~ ミズノオープン」以来となるツアー通算14勝目を手にした。そんな金庚泰が今大会を振り返る。

―3年ぶりのツアー優勝を挙げた今の気持ちは

 優勝までは考えていませんでした。今シーズンは大きい(良い)スコアが出せていなかったので、本当に今日はパットが入ってくれていました。今年は優勝できないなと思っていたので、今大会の頑張り次第で来週の日本シリーズに出れると思っていただけに、勝つことができて本当に嬉しいです。

―3打差を追うゲームプランについて

 自分の中で、4アンダーで回れば3位ぐらいまではチャンスがあると思っていました。また、通算スコアで18、19アンダーまで伸ばさないと優勝はできないとも思っていたので、後半よりも好きな前半で4連続バーディが奪えて、そこからは(優勝への)チャンスが見えてきたので、丁寧にプレーしました。

―復活Vの引き金となった要因は?

 色々ありますけど、メンタルコーチを付けたり、スイングのリズムだったりを全部忘れてしまっていたのですが、自分は感覚でやるゴルファーなのでコーチではなく自分で修正したり、「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」の時にパターのグリップを20年ぶりに変えてからパットが入るようになったので、この3つが良くなった理由だと思います。

―優勝を意識したのは

 やはり12番です。このコースの中で12番が一番良いイメージがないので、意識してしまいます。やはりティーショットはミスしましたが、カラーからバーディが入ってくれました。ボギーでもと思っていたところバーディが来て、そこからはチャンスがあると思ってました。

―「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場が決まりました。ファンの方にメッセージを

 ファンの皆さん、ありがとうございます。今年、調子が悪い中でも応援していただいて、それが力になってここで優勝ができました。あと1試合なので、最後も頑張ります。

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2019 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
11月28日(木)~12月1日(日)

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