海外男子
26年ぶり世界ランク50位外に フィル・ミケルソンを振り返り
2019年12月23日(月)午後0:03
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49歳のフィル・ミケルソン(米)にとって、2019シーズンは残念ながら尻すぼみの年であった。
まず、昨年11月にラスベガスで開催されたタイガー・ウッズ(米)とのマッチプレーでは、プレーオフ4ホール目までもつれた大接戦に勝利。賞金900万ドル(約10億円)のビッグマネーを獲得した。そして今年2月にペブルビーチゴルフリンクスで行われた「AT&Tペブルビーチプロアマ」では悪天候による5日間の戦いを制して優勝。この勢いで、6月に同じペブルビーチゴルフリンクスで行われる全米オープンゴルフ選手権での生涯グランドスラム達成が現実味を帯びてきた。
しかし、本戦では初日58位と出遅れ。2日目に盛り返し27位で決勝ラウンドに進むも、3日目に再びスコアを落とし、最終的に52位と結果は振るわず。さらにその後3試合連続で予選落ちするなど浮上のきっかけをつかめず、プレーオフにこそ進出したが、第1戦目の「ザ・ノーザントラスト」では71位、第2戦の「BMWチャンピオンシップ」では48位に低迷し、最終戦「ツアーチャンピオンシップ」の進出を逃した。
2020年シーズンに入っても9月の「セーフウェイオープン」で予選落ちを喫するなど、ここまでの最高は10月の「WGC-HSBCチャンピオンズ」の28位。11月3日付けの世界ランキングで51位に順位を落とし、1993年11月28日から続いていたTOP50入りの記録がついに途絶えてしまった。
それでも、44度のツアー優勝を積み重ねてきた“レジェンド”がこのまま終わるはずがない。来年6月には50歳を迎えるが、長年に渡って良きライバルとして知られるウッズらと、まだまだレギュラーツアーで名勝負を生み出してくれるはずだ。
(写真:Getty Images)
まず、昨年11月にラスベガスで開催されたタイガー・ウッズ(米)とのマッチプレーでは、プレーオフ4ホール目までもつれた大接戦に勝利。賞金900万ドル(約10億円)のビッグマネーを獲得した。そして今年2月にペブルビーチゴルフリンクスで行われた「AT&Tペブルビーチプロアマ」では悪天候による5日間の戦いを制して優勝。この勢いで、6月に同じペブルビーチゴルフリンクスで行われる全米オープンゴルフ選手権での生涯グランドスラム達成が現実味を帯びてきた。
しかし、本戦では初日58位と出遅れ。2日目に盛り返し27位で決勝ラウンドに進むも、3日目に再びスコアを落とし、最終的に52位と結果は振るわず。さらにその後3試合連続で予選落ちするなど浮上のきっかけをつかめず、プレーオフにこそ進出したが、第1戦目の「ザ・ノーザントラスト」では71位、第2戦の「BMWチャンピオンシップ」では48位に低迷し、最終戦「ツアーチャンピオンシップ」の進出を逃した。
2020年シーズンに入っても9月の「セーフウェイオープン」で予選落ちを喫するなど、ここまでの最高は10月の「WGC-HSBCチャンピオンズ」の28位。11月3日付けの世界ランキングで51位に順位を落とし、1993年11月28日から続いていたTOP50入りの記録がついに途絶えてしまった。
それでも、44度のツアー優勝を積み重ねてきた“レジェンド”がこのまま終わるはずがない。来年6月には50歳を迎えるが、長年に渡って良きライバルとして知られるウッズらと、まだまだレギュラーツアーで名勝負を生み出してくれるはずだ。
(写真:Getty Images)