海外男子
プロキャディ杉澤伸章さんに聞く 実は意外と知られていないプロキャディのあれこれ
2019年12月24日(火)午後3:30
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プロキャディってどんなことをしているの?プロキャディの杉澤伸章さんが、CS放送ゴルフネットワークで放送中の番組「みんなのPGAツアー12月号」のなかで視聴者の皆さんから寄せられた質問に答えてくれました。
Q.昔と今でキャディの役割は変わりましたか
選手とキャディはメンタルで繋がっていくことが大事になってくるので、その根本は変わってないと思います。ただ、求められる情報は昔と比べると増えていると思います。
例えばグリーンの傾斜も非常に細かくなっていて、それを分析して選手に伝えなければいけないので、ホテルに戻ってからの宿題が増えました。ほかには、選手がやろうとしていることを技術面でサポートができるキャディさんが増えていると思います。
Q.大会期間中はどんなことをしているんですか
えー、プライベートなんで、教えられません(笑)。冗談はさておき、まず月曜日に1人でコースチェックをします。1番から18番まで色々なことを調べて、クラブハウスに行ってキャディさんたちにコ-スの特徴を聞いたり、グリーンキーパーさんに会えば話したりと、とにかく情報を集めます。
そして火曜日に選手と合流して、前日集めた情報を提示し選手と作戦を練っていきます。水曜日はリハーサルにあてて、ラウンドしながら微調整をして木曜日を迎えます。競技は土曜、日曜に集約されているように感じるかもしれませんが、実は月曜日から既に戦いが始まっています。
Q.選手がイラ立っている時ってどうするんですか?
そんな、プロゴルファーがイラつくわけないじゃないですか(笑)。ただ、僕の話じゃないですよ?僕の話じゃないですけど、イラついている選手の対応をしているキャディさんを見たことがあります。
そっとしておいて欲しいタイプの選手もいれば、なかにはキャディさんも一緒になってイラついた方が良い時もあります。何故かというと、選手が怒っている時にキャディが澄ましていると、選手からすると寂しい気持ちになるんですよね。
なので、一緒にイラついてキャディさんも「なんでこんなに上手くいかないんですかね。自分悔しいですよ!」とか言うと、選手が「そこまでイラつくなよ。お前がそこまで怒るなよ。俺も頑張るから」と上げた拳を下ろさせることができるんですね。そっとしておくのか一緒に怒るのか、どちらが良いかは選手によって違います。
僕の話ではないですよ。自分の選手は良い人ばかりですから(笑)。
Q.昔と今でキャディの役割は変わりましたか
選手とキャディはメンタルで繋がっていくことが大事になってくるので、その根本は変わってないと思います。ただ、求められる情報は昔と比べると増えていると思います。
例えばグリーンの傾斜も非常に細かくなっていて、それを分析して選手に伝えなければいけないので、ホテルに戻ってからの宿題が増えました。ほかには、選手がやろうとしていることを技術面でサポートができるキャディさんが増えていると思います。
Q.大会期間中はどんなことをしているんですか
えー、プライベートなんで、教えられません(笑)。冗談はさておき、まず月曜日に1人でコースチェックをします。1番から18番まで色々なことを調べて、クラブハウスに行ってキャディさんたちにコ-スの特徴を聞いたり、グリーンキーパーさんに会えば話したりと、とにかく情報を集めます。
そして火曜日に選手と合流して、前日集めた情報を提示し選手と作戦を練っていきます。水曜日はリハーサルにあてて、ラウンドしながら微調整をして木曜日を迎えます。競技は土曜、日曜に集約されているように感じるかもしれませんが、実は月曜日から既に戦いが始まっています。
Q.選手がイラ立っている時ってどうするんですか?
そんな、プロゴルファーがイラつくわけないじゃないですか(笑)。ただ、僕の話じゃないですよ?僕の話じゃないですけど、イラついている選手の対応をしているキャディさんを見たことがあります。
そっとしておいて欲しいタイプの選手もいれば、なかにはキャディさんも一緒になってイラついた方が良い時もあります。何故かというと、選手が怒っている時にキャディが澄ましていると、選手からすると寂しい気持ちになるんですよね。
なので、一緒にイラついてキャディさんも「なんでこんなに上手くいかないんですかね。自分悔しいですよ!」とか言うと、選手が「そこまでイラつくなよ。お前がそこまで怒るなよ。俺も頑張るから」と上げた拳を下ろさせることができるんですね。そっとしておくのか一緒に怒るのか、どちらが良いかは選手によって違います。
僕の話ではないですよ。自分の選手は良い人ばかりですから(笑)。
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