ニュース・コラム

レッスン

柔軟性は飛距離アップの絶対条件!時松隆光の自宅で出来るストレッチ

2020年4月10日(金)午後2:59

この記事のキーワード

 
 今回は、僕が毎朝ラウンド前に必ずやっているストレッチを2つ紹介します。

 1つめは、股関節のほぐすストレッチ。やり方は簡単で、足をできるだけ大きく広げ、その状態をキープするだけです(写真①)。

写真①

 時間は3分前後。「今日は硬めだな」と思ったら少し長めにやることもあるし、体が温まっているときは1~2分で切り上げることもあります。皆さんも自分の体と相談しながら時間を決めてください。

 また、体が硬めの人は、足を開いた状態で両足を壁に付けてやるといいでしょう(②)。そうすれば、体の硬い人でもしっかり開脚でき、股関節に強い負荷をかけられるからです。僕も体が柔らかいほうではないので、壁を使った開脚はよくやります。


 さらに相当硬いという人は、片足だけでもOK(③)。片方の足だけ伸ばし、少し体を前に傾けるだけでも効果が期待できます。


 もう一つは、肩甲骨を柔らかくするストレッチです。

 このストレッチもどこかで見たことがあるメニューだという人が多いと思いますが、それだけ効果のあるストレッチだということです。

 具体的には、クラブを両手で持ち、背中側にまわして上下させるだけです(④⑤)。


 

 
 まずはゆっくり大きく肩を動かし、ほぐれてきたら右手を上、左手を下にして両手で引っ張り合いをしたり、その逆をやったり(⑥⑦)。これをやっておけば、朝イチショットでもバックスイングでしっかりクラブが上がり、いきなり“今日一”ショットが出るかもしれません。


 

 いつも思っていることですが、普段体を鍛えている僕たちプロゴルファーのほうが、アマチュアの皆さんよりも長い時間を掛けてストレッチをやっています。おそらくそれがショットの安定はもちろん、ケガの防止にも役立っているのだと思います。

 ストレッチは単純でつまらないという人もいるでしょうが、体をベストな状態にすることは、スコアアップ、飛距離アップの絶対条件です。せめてラウンド前ぐらいは、念入りにやるようにしてください。

時松隆光(ときまつ・りゅうこう)
1993年9月7日、福岡県生まれ。アマチュア時代に九州アマを制し、高校卒業後プロ転向。しばらくチャレンジツアーを主戦場としていたが、16年に大ブレーク。チャレンジツアーの優勝で得た権利でレギュラーツアーに出場し、「ダンロップ・スリクソン福島オープン」でツアー初優勝。その流れで「ネスレマッチプレー」に招待され、3試合連続優勝を飾った。20年からは選手会会長を務める。 

関連番組

ゴルフ真剣勝負 the MATCH〜時松隆光 vs 中西直人〜

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。