レッスン
フェアウェイでも要注意・芝が薄いときの対処法
2020年5月6日(水)午前10:32
5月に入りゴルフ場の芝も青々としてくる季節だからこその危険が潜んでいることをご存じですか?
危険なのは、なんとフェアウェイ。一見、青々としているのですが、この時期、コースによっては昨年までの芝と春の新芽が混ざり合った場所があるからです。さらに付け加えるならば、新芽を育てるために砂や肥料を入れているところもあり、本当の意味で緑の絨毯にはなっていないところがけっこうあるのです。
こういう芝が何故危険なのかというと、夏から秋にかけての状態がいいときに比べ、芝が薄く、クッションも利いていないから。そのため思ったようにソールが滑ってくれず、ヘッドが少し手前に入るとダフってしまう恐れがあるからです。
このことを理解しているプロたちは、芝の状態を見ながらプレーをするわけですが、アマチュアゴルファーの多くは、「もう冬の芝とは違う」と考え普通に打ってミスをするというケースが多いように思います。芝の状態を見極めるのは難しいと思いますが、この季節は色に騙されずに一度は疑って掛かったほうがいいでしょう。
さて、ここからが本題です。芝が薄めの場合はどうすればいいか?
芝が薄いとダフりやすくなるため、ついついフェースの下目でボールをとらえがち(スコアラインでいうと下から3番目のラインより下)。これでは当たりが薄くペラペラの球になるのも仕方がありません。
そんなときの対処法として、次の方法を試してください。
(1)番手を上げる(いつもなら9番アイアンで打つ距離なら8番アイアンを持つ)。
(2)クラブを短く持つ。
(3)短く持った分、ボールに近づき、アップライトに構える。
以上です。この構えから普通に打つだけ。そうすれば、無理に鋭角に振らなくても、自然と上から厚く当たりやすくなり、弾道が強くなるのです。
逆にフラットな軌道だと、トゥが上がっているので少しでもクラブが寝たらダフってしまいます。それを嫌がってトゥを下げたら、ヘッドの先っぽに当たってペラペラの球になるといったミスが出やすくなるので気を付けてください。
難しいことは一切する必要がなく、番手を上げて短めに持ち、ボールに近づいて打つだけのこの対処法です。
(CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部<出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送>」#110より)
危険なのは、なんとフェアウェイ。一見、青々としているのですが、この時期、コースによっては昨年までの芝と春の新芽が混ざり合った場所があるからです。さらに付け加えるならば、新芽を育てるために砂や肥料を入れているところもあり、本当の意味で緑の絨毯にはなっていないところがけっこうあるのです。
こういう芝が何故危険なのかというと、夏から秋にかけての状態がいいときに比べ、芝が薄く、クッションも利いていないから。そのため思ったようにソールが滑ってくれず、ヘッドが少し手前に入るとダフってしまう恐れがあるからです。
このことを理解しているプロたちは、芝の状態を見ながらプレーをするわけですが、アマチュアゴルファーの多くは、「もう冬の芝とは違う」と考え普通に打ってミスをするというケースが多いように思います。芝の状態を見極めるのは難しいと思いますが、この季節は色に騙されずに一度は疑って掛かったほうがいいでしょう。
さて、ここからが本題です。芝が薄めの場合はどうすればいいか?
芝が薄いとダフりやすくなるため、ついついフェースの下目でボールをとらえがち(スコアラインでいうと下から3番目のラインより下)。これでは当たりが薄くペラペラの球になるのも仕方がありません。
そんなときの対処法として、次の方法を試してください。
(1)番手を上げる(いつもなら9番アイアンで打つ距離なら8番アイアンを持つ)。
(2)クラブを短く持つ。
(3)短く持った分、ボールに近づき、アップライトに構える。
以上です。この構えから普通に打つだけ。そうすれば、無理に鋭角に振らなくても、自然と上から厚く当たりやすくなり、弾道が強くなるのです。
逆にフラットな軌道だと、トゥが上がっているので少しでもクラブが寝たらダフってしまいます。それを嫌がってトゥを下げたら、ヘッドの先っぽに当たってペラペラの球になるといったミスが出やすくなるので気を付けてください。
難しいことは一切する必要がなく、番手を上げて短めに持ち、ボールに近づいて打つだけのこの対処法です。
(CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部<出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送>」#110より)