国内女子
KKT杯が2年ぶりの開催 熊本出身の上田、有村、不動らが出場
2017年4月13日(木)午後0:35
国内女子ツアーのKKT杯バンテリンレディスオープンは14日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に開幕。昨年は熊本地震により中止となり、2年ぶりの開催となる。
ちょうど1年前の4月14日21時26分、最大震度7の地震が熊本を襲った。会場の熊本空港CCもクラブハウス内の一部が破損。出場予定選手108人にけがはなかったが、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は15日にコースで主催者、協議関係者と今後の対応の協議を行い、ギャラリーや選手、関係者の安全確保のため公式サイトで中止を発表した。
まだまだ復興の途中だが、多くの選手たちがボランティア活動をし、プレーを通じて勇気を与えている。特に熊本出身のプレーヤーがこの大会にかける思いは強い。
今回出場する熊本出身の主な選手は、笠りつ子、上田桃子、有村智恵、不動裕理ら。なかでも笠と3年ぶりの優勝を目指す上田、2015年覇者の菊地絵理香の組は予選ラウンド最注目組となりそうだ。また、熊本地震をきっかけに国内ツアーへの復帰を決めた有村は、渡邉彩香、熊本出身でアマチュアの大里桃子とのペアリングとなっている。
2014年に同大会を制したアマチュアの勝みなみは、メジャー帰りのイ・ボミ(韓)、永久シード保持者の不動とプレーすることとなった。
その他、森田遥、川岸史果、原江里菜、大山志保、申ジエ(韓)、アン・ソンジュ(韓)らが参戦する。