レッスン
「バンスを使わない打ち方」でアプローチの引き出しを増やそう!芝が薄いときや地面が硬いときのアプローチ
2020年6月24日(水)午後1:13
ピンまで約20ヤードで、グリーンがやや下っているという状況のアプローチ。しかもボールが止まっているのは、一見、良さそうなライだけど、近くまで行ってみると芝が薄くてボールが浮いていない状態。こういうときどう打てばいいか、けっこう悩みますよね。
プロや上級者だったら、フェースを開いてスピンを掛けて打つというのが一般的です。しかし、プロのテクニックをもってしても、ボールの下にきれいにヘッドを入れるのは難しく、「ダフリだけは避けたい」ということで当りが薄くなることもしばしば。トーナメントではそのようなミスが致命傷になることもよくあります。
ましてや練習量の少ないアマチュアともなると、プロのような打ち方でクリーンに打つのは至難の業です。ダフってバンスが跳ね、もう一度アプローチをやるはめになったというケースも少なくありません。
今回は、こうような状況でも、大きなミスをすることなくピンに寄せることができる打ち方を教えましょう。
まずクラブを短めに持ち、左手の親指側の手首をできるだけ真っ直ぐに伸ばします。通常、この部分は、少し曲げてクラブを構えるというのが普通ですが、手首を伸ばして腕とクラブが一直線になるようにして、少しハンドアップ気味に構えます。
そして、ハンドアップにした分、ボールに近づき、ボールの位置を真ん中より少し右足寄りにして、フェース面のトゥ寄りにボールをセットしたら構えは完了です。このアドレスから、パッティングのときのようにフェース面を大きく開閉しないで打ちます。
とくに意識する必要はありませんが、フェース面がボールの赤道のちょっと下に当たるぐらいがベスト。打球音も、「トップしたかも」というような音がすれば上手く打てている証拠です。
アプローチの打ち方は、大きく分けてバンスを使うか、使わないかの2種類があります。今回紹介したのは使わない打ち方で、芝が薄いときだけでなく、ベアグラウンドのように地面が硬いときにも有効です。
ツアープロの中には、バンスを削ったウェッジでフェースを開き、ボールの下にヘッドをスパッと入れて打つ人もいますが、それをやるためには特殊な道具と高度なテクニックが必要です。
どんな状況でも同じSWで打つのなら、地面の状態に関係なく簡単にボールが拾える「バンスを使わない打ち方」を覚えておいたほうがいいでしょう。
(CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部<出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送>」#117より)
プロや上級者だったら、フェースを開いてスピンを掛けて打つというのが一般的です。しかし、プロのテクニックをもってしても、ボールの下にきれいにヘッドを入れるのは難しく、「ダフリだけは避けたい」ということで当りが薄くなることもしばしば。トーナメントではそのようなミスが致命傷になることもよくあります。
ましてや練習量の少ないアマチュアともなると、プロのような打ち方でクリーンに打つのは至難の業です。ダフってバンスが跳ね、もう一度アプローチをやるはめになったというケースも少なくありません。
今回は、こうような状況でも、大きなミスをすることなくピンに寄せることができる打ち方を教えましょう。
まずクラブを短めに持ち、左手の親指側の手首をできるだけ真っ直ぐに伸ばします。通常、この部分は、少し曲げてクラブを構えるというのが普通ですが、手首を伸ばして腕とクラブが一直線になるようにして、少しハンドアップ気味に構えます。
そして、ハンドアップにした分、ボールに近づき、ボールの位置を真ん中より少し右足寄りにして、フェース面のトゥ寄りにボールをセットしたら構えは完了です。このアドレスから、パッティングのときのようにフェース面を大きく開閉しないで打ちます。
とくに意識する必要はありませんが、フェース面がボールの赤道のちょっと下に当たるぐらいがベスト。打球音も、「トップしたかも」というような音がすれば上手く打てている証拠です。
アプローチの打ち方は、大きく分けてバンスを使うか、使わないかの2種類があります。今回紹介したのは使わない打ち方で、芝が薄いときだけでなく、ベアグラウンドのように地面が硬いときにも有効です。
ツアープロの中には、バンスを削ったウェッジでフェースを開き、ボールの下にヘッドをスパッと入れて打つ人もいますが、それをやるためには特殊な道具と高度なテクニックが必要です。
どんな状況でも同じSWで打つのなら、地面の状態に関係なく簡単にボールが拾える「バンスを使わない打ち方」を覚えておいたほうがいいでしょう。
(CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部<出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送>」#117より)
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