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持ち玉フェードの人が構えを変えるだけでドローボールを打つ方法

2020年8月6日(木)午後0:22

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 基本的に持ち球はストレートに近いフェードボールだけど、ホールによってはドロー気味の弾道を打ちたい。ツアープロたちはそのような場合、わりと簡単にドローボールを打つわけですが、アマチュアゴルファーはどうしたらいいのか?

 もし、フェード打ちがしっかり板についていて、そのスイング自体に大きな問題がないのであれば、打ち方をほとんど変えず、構えを少し変えるだけでドローを打つ方法をオススメします。

 右に打ち出して左に返ってくるドローを打つわけですから、まず右を向くのが大原則。一般的に、この右への向き方が小さい人が多いので、左にボールが返ってくることを信じてしっかり右を向き、ターゲットに対してスクエアに構えるようにしてください。

 次にフェースを少しかぶせます。時計の針でいえば30分程度(約15度)。この角度に関しては、正面にヘッドを持ち上げて確認したほうがいいでしょう。そして、フェースをかぶせた分、グリップを左に動かして構えをハンドファースト気味にして、ボールを少し右足寄りに置きます。

 構えにおいてもうひとつ重要なポイントになってくるのが体重配分で、普段よりも右足に乗せます。具体的には、右股関節の上に重心を乗せるような感じで、左足にはいつものような圧がかからない状態にします。そうすると右肩がやや下がり気味になりますが、それでOKです。

 そしてこの構えから、ほとんど左への体重移動をせずに、つまり右足に体重を残したまま打ってください。体が回るとともに、いつも通り、右足カカトが自然と浮いてくると思いますが、イメージとしては右足はベタ足のままにしておくぐらいのつもりでフィニッシュまで振り切ってください。

 このような手順を踏んで打てば、いつものスイングを変えることなく、ドローボールが打てるはずです。

 人によって異なりますが、構えと体重配分を変えるだけでキャリー+ランの飛距離が10~15ヤード伸びるケースがあるなど、確実に飛距離はアップします。

 距離が長いパー4やパー5で、フェアウェイが広々としているホールなどでぜひ一度試してみてください。セカンドショットが楽になりますよ。

※CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#123より

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