8日開幕の米男子ツアー、シュライナーズホスピタル for チルドレンオープン（米ネバダ州／TPCサマーリン）に参戦する小平智がインタビューに答えた。

―お久しぶりです。お元気でしたか？

　めちゃくちゃ元気でした。

―病気や怪我もない中でこれだけ試合に出れないというのは初めての経験かと思います

　日本ではあまり人と接触しないように、ゴルフは感覚を失わないように朝イチでラウンドをスルーでしていました。トレーニングも自宅で出来るだけのことをやるという形が多かったです。

―特別に取り組んだことは？

　特にないです。やはり打ち込みも制限されていましたし、ラウンドで出来ることも決まっていたので、なかなか調整するのが難しかったです。

　アメリカに来て1か月くらい経ちますが、自分の家で久々に打ち込みがしっかり出来たので、だいぶ調子は上がってきました。

―7か月ぶりの出場だった前週のサンダーソンファームズチャンピオンシップは？

　久々の試合で緊張感もありました。やはりギャラリーがいないので不思議な感覚もあり、普段の試合をする時の感覚とは違いました。

―調子は？

　先週ちょっとスイングを直さないといけないところがあり、自分で取り組んでいました。今日の練習ラウンドをやってすごく感覚が良くなりました。

　成績を残さないと「良くなった」とは言いづらいですが、自分の中では一歩一歩前進している気はしているので、今回取り組んでいることも感覚が良くなっているので後は成績を出すだけかなと思っています。

―今シーズンはシードをかけた戦いになります

　自分の出来るだけのことをやって、悔いのないようなシーズンにしたいと思います。

―TPCサマーリンの印象は？

　初めて出た時は予選を通りました。去年は調子が悪くて通らなかったですが、コース自体はすごく印象が良くて、好きなコースなのでここで良い弾みをつけたいなと思います。

　グリーンが難しいので、ピンポジションだったり乗る位置によってはすごく難しくて、ショットメーカー向きだな思います。しっかりマネージメントをして強弱をつけて回っていきたいと思います。

―目標は？

　まずは予選を通って上位を目指したいですね。