レッスン
しっかり距離を出したい!レベル別フェアウェイバンカーからの脱出法
2020年12月17日(木)午前10:34
ガードバンカーに比べてつかまる度合いが少ないせいか、「クロスバンカー(フェアウェイバンカー)が苦手だ」と口にする人はあまり見かけません。
しかし、実際にはほとんどのゴルファーが苦手としており、上級者の中にも「クロスバンカーからの打ち方が分からない」という人がいるくらい。レベルに関係なく、「もしも…」の時に備えて、しっかり準備をしておくべきでしょう。
さて、その打ち方のポイントですが、レベルによってミスの原因が若干異なるので2つに分けて考えましょう。
プロや上級者に多いのが、きちんとハンドファーストにとらえることによって起こるミスです。レベルの高い人は、体の回転や体重移動がしっかりできているので、クロスバンカーでも通常のショット同様、ハンドファーストでボールをとらえてしまうのですが、その結果、リーディングエッジが砂に刺さってしまいミスになるというパターンがほとんどです。
このような場合は、ボールを少し右足寄りに置き、最初からハンドレイト気味に構え、思い切って振り抜くことが大事です。そうすれば、インパクトでのハンドファーストが少し弱まり、リーディングエッジが刺さるということもなくなります。
一方、一般的なアマチュアゴルファーの場合、構えはハンドファーストだけど、リーディングエッジが刺さるのが怖くてすくい打ちになってしまうというケースが多いように思います。そのため、「脱出はできたけど、思ったような飛距離が出ない」ということになり、クロスバンカーでは常に1~2番手上のクラブを持たなければいけなくなってしまいます。
この問題を解決するためには、スイングの基本である、「インパクトの形をアドレスで作る」ことと、腕と体を同調させることが大事。最初からハンドレイトで構えるという点は上級者と同じですが、スイングでは、「体の回転で打つ」ことを強く意識しましょう。
また、アマチュアゴルファーの中には、「バンカーだからドッシリ構えないといけない」と考え、スタンスを広めにする人も多いようですが、これもミスに繋がる原因の一つです。何故なら、スタンス幅が広いと右体重になりやすく、すくい打ちになってしまうからです。さらにスタンス幅が広いと軸もブレやすく、体の回転が使えなくなってしまいます。
そうならないためにもスタンス幅は思い切って狭めにしましょう。そしてハンドレイトで構え、軸がブレないように意識しながら体の回転でボールを打つ。そうすれば、ミスも大幅に減るし、飛距離もしっかり稼ぐことができます。
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#142より
しかし、実際にはほとんどのゴルファーが苦手としており、上級者の中にも「クロスバンカーからの打ち方が分からない」という人がいるくらい。レベルに関係なく、「もしも…」の時に備えて、しっかり準備をしておくべきでしょう。
さて、その打ち方のポイントですが、レベルによってミスの原因が若干異なるので2つに分けて考えましょう。
プロや上級者に多いのが、きちんとハンドファーストにとらえることによって起こるミスです。レベルの高い人は、体の回転や体重移動がしっかりできているので、クロスバンカーでも通常のショット同様、ハンドファーストでボールをとらえてしまうのですが、その結果、リーディングエッジが砂に刺さってしまいミスになるというパターンがほとんどです。
このような場合は、ボールを少し右足寄りに置き、最初からハンドレイト気味に構え、思い切って振り抜くことが大事です。そうすれば、インパクトでのハンドファーストが少し弱まり、リーディングエッジが刺さるということもなくなります。
一方、一般的なアマチュアゴルファーの場合、構えはハンドファーストだけど、リーディングエッジが刺さるのが怖くてすくい打ちになってしまうというケースが多いように思います。そのため、「脱出はできたけど、思ったような飛距離が出ない」ということになり、クロスバンカーでは常に1~2番手上のクラブを持たなければいけなくなってしまいます。
この問題を解決するためには、スイングの基本である、「インパクトの形をアドレスで作る」ことと、腕と体を同調させることが大事。最初からハンドレイトで構えるという点は上級者と同じですが、スイングでは、「体の回転で打つ」ことを強く意識しましょう。
また、アマチュアゴルファーの中には、「バンカーだからドッシリ構えないといけない」と考え、スタンスを広めにする人も多いようですが、これもミスに繋がる原因の一つです。何故なら、スタンス幅が広いと右体重になりやすく、すくい打ちになってしまうからです。さらにスタンス幅が広いと軸もブレやすく、体の回転が使えなくなってしまいます。
そうならないためにもスタンス幅は思い切って狭めにしましょう。そしてハンドレイトで構え、軸がブレないように意識しながら体の回転でボールを打つ。そうすれば、ミスも大幅に減るし、飛距離もしっかり稼ぐことができます。
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#142より
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