レッスン
春のために、冬でも飛びのスイングを!飛ばしのハイドロースイング
2021年1月13日(水)午後1:42
体が固まりやすい冬でも飛距離を落とさないためには、意識的に体を捻る必要があります。具体的には、バックスイングで右の肩甲骨をできるだけ後ろに持っていくこと。それと、ダウンスイング~インパクトの際、右脇腹(腹斜筋)を縮め、アッパー気味にボールをとらえることです。
フェードヒッターやスライサーの場合、この2つを意識するだけで、つかまった球を打つことができます。何故なら、回転不足を補い、さらにダウンスイングで手が前に出るという動きを防ぐことができるので、捻転差が大きくなると同時にスライスの元凶であるカットスイングにはなりにくく、インサイドからしっかりボールをつかまえることができるからです。
一方、ドローヒッターの場合は、もともとこういう動きができています。にもかかわらず寒い日に飛距離が落ちるのは、やはりトップシーズンほど体が使えていないから。いつもの飛距離を獲得するためにはフェードヒッター同様、積極的に体を使うことが大事です。
特にドローヒッターの場合、ダウンスイング~インパクトで、右腰が下がって左腰が高くなり、これが原因で回転不足になることがあるので要注意。右脇腹(腹斜筋)を縮めることで右肩は下がるわけですが、ベルトのラインは地面と平行状態をキープしながら腰を回転させることが重要です。
また、自分のイメージよりも右肩が下がるので、人によっては「ダフリそうで怖い」と感じる人もいると思います。しかし、心配はご無用。右脇腹を縮めても腰骨の位置は通常と変わらないので、ダウンスイングで右ワキが締まり、右ヒジが曲がっていればダフることはありません。
もし、ダウンスイングで右手が伸びてしまう場合は、手元が腰のあたりまで下りてきたら、手はそこに置いたままで腰の動きだけでスイングしてみてください。そうすれば、右ヒジの曲がりがキープでき、ヘッドがボールの手前に落ちることはなくなります。
プロや上級者でも、気温が下がって体が硬くなってくると、右肩が前に出てアウトサイドインの軌道になりがち。冬でも飛距離を落とさないためにも、また、温かくなって思い切りクラブが振れるようになったときに大きな飛距離アップを実現するためにも、球筋、レベルに関係なく、今のうちに“飛ばしのハイドロースイング”をマスターしておいてはいかがでしょうか?
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#146より
フェードヒッターやスライサーの場合、この2つを意識するだけで、つかまった球を打つことができます。何故なら、回転不足を補い、さらにダウンスイングで手が前に出るという動きを防ぐことができるので、捻転差が大きくなると同時にスライスの元凶であるカットスイングにはなりにくく、インサイドからしっかりボールをつかまえることができるからです。
一方、ドローヒッターの場合は、もともとこういう動きができています。にもかかわらず寒い日に飛距離が落ちるのは、やはりトップシーズンほど体が使えていないから。いつもの飛距離を獲得するためにはフェードヒッター同様、積極的に体を使うことが大事です。
特にドローヒッターの場合、ダウンスイング~インパクトで、右腰が下がって左腰が高くなり、これが原因で回転不足になることがあるので要注意。右脇腹(腹斜筋)を縮めることで右肩は下がるわけですが、ベルトのラインは地面と平行状態をキープしながら腰を回転させることが重要です。
また、自分のイメージよりも右肩が下がるので、人によっては「ダフリそうで怖い」と感じる人もいると思います。しかし、心配はご無用。右脇腹を縮めても腰骨の位置は通常と変わらないので、ダウンスイングで右ワキが締まり、右ヒジが曲がっていればダフることはありません。
もし、ダウンスイングで右手が伸びてしまう場合は、手元が腰のあたりまで下りてきたら、手はそこに置いたままで腰の動きだけでスイングしてみてください。そうすれば、右ヒジの曲がりがキープでき、ヘッドがボールの手前に落ちることはなくなります。
プロや上級者でも、気温が下がって体が硬くなってくると、右肩が前に出てアウトサイドインの軌道になりがち。冬でも飛距離を落とさないためにも、また、温かくなって思い切りクラブが振れるようになったときに大きな飛距離アップを実現するためにも、球筋、レベルに関係なく、今のうちに“飛ばしのハイドロースイング”をマスターしておいてはいかがでしょうか?
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#146より
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