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「枯れた芝+左足下がり+前下がり」どうやって打ったらいい?難しい複合ライからのアイアンショット

2021年2月3日(水)午後3:02

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 冬場のゴルフ場は芝が枯れていてかなり厄介。自分ではきれいに打ったつもりでも、打点が少しズレたためにミスショットになってしまったというケースも多いのではないでしょうか。

 しかもライというのは、常に真っ平というわけではありません。芝が枯れていて薄くなっているだけでなく、そこが多くのゴルファーが苦手としている「左足下がりでツマ先下がり」だったとしたら、皆さんはどのように打ちますか?今回は、そんな最悪のライからでもミスなく打つための方法をお教えしましょう。

 通常、このような芝が薄いライだと、「しっかり当てなければ」という気持ちが強くなり、インパクトで体重が左に寄りすぎてしまうものです。しかし、そうなるとインパクトでハンドファーストになり、左足下がりではミスが出やすくなります。特に、ハンドファーストになりやすいドローヒッターは常にダフりの恐怖と戦わなくてはなりません。

 そうならないためにはどうすればいいのか?結論から言えば、体の真ん中に重心を置き、ダウンスイング~インパクトでは、右に体重を残したまま手首を早めに解放するアーリーリリースで“さらり”と打つというのが正解です。

 ピンまで120ヤードをショートアイアンで狙うという設定で詳しく説明しましょう。まずはアドレス。左足下がりということで普通に立てば体が左に傾いてしまうので、体の中心に重心を戻します。

 このとき、一度グリップしたクラブを腰のあたりまで持ち上げ、重心が体の真ん中に来ていることを確認してからスタンスの中央にクラブを下ろすと、中心軸がより正確になります。ボールの位置は、左に置いたままだとダフリやすいので、やや右足寄りに置きましょう。

 そしてスイングの際は、テークバックで右に体重を乗せたら、切り返しで左に移さずに右足体重のままにしておき、ダウンスイングではコックを早めに解くことを意識しましょう。大きく体重移動をしないので少し手打ちのような形になりますがそれでOK。重心移動の少ない静かなスイングをするつもりでクラブを振っていきましょう。

 このスイングで打てば、入射角も自然と緩やかになり、ダフリなどのミスも出にくくなるし、左足下がりのわりには高弾道になるので、しっかりピンも狙っていけます。

 最悪の事態に備えて、しっかりマスターしておいてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#149より

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