三ヶ島がQTトップ通過! 森田は出場権獲得ならず…
2016年12月2日(金)午後5:50
国内女子ツアーのファイナルQT(クォリファイングトーナメント=予選会)は2日、千葉県の東急セブンハンドレッドクラブ 東コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。20歳の三ヶ島かなが7アンダー65でラウンドし、通算10アンダーでトップ通過を果たした。
1打差の2位には今季賞金ランキング59位の福田裕子。通算スコアが並んだ場合には、最終日からのスコアが良い方が上位となるため、福田と同スコアのベイブ・リュウ(台)は3位となった。韓国女子ツアーで4勝を誇るイ・ミンヨン(韓)は通算7アンダー4位で来季出場権を獲得。なお、上位35名程度には、来季ツアーのほぼ全試合への出場権が与えられる。
今年のプロテストに合格したルーキーも上位に顔を揃えており、通算6アンダー6位に高橋恵、アマチュア時代からレギュラーツアーに出場している永井花奈は通算3アンダー14位。蛭田みな美は通算1アンダー23位となっている。
また、レギュラー優勝経験のある実力者もフル参戦可能なラインにつけており、20位タイから出た有村智恵が通算2アンダー17位。ツアー2勝の前田陽子は21位、一ノ瀬優希は最終日「69」で巻き返し24位に順位を上げた。また、今季休養していた諸見里しのぶは32位で辛くも出場権を確保している。
一方、2013年度の賞金女王・森田理香子は3オーバー75とスコアを落とし、通算9オーバー79位タイと厳しい状況に。来季はステップアップツアーを主戦場に、レギュラーツアーには主催者推薦などで出場する予定だ。その他、香妻琴乃は44位、北田瑠衣は62位でボーダーライン下位に沈んだ。