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右股関節の動きがカギ!ドライバーの飛ばし追求

2021年3月17日(水)午後2:45

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 皆さんは、ドライバーで飛ばしたいと思ったとき、どういう点を意識してスイングをしていますか? アマチュアゴルファーの中には、腕を強く振ろうとする人が多いようですが、上級者になればなるほど下半身をしっかり使って飛ばそうと考えます。

 具体的には、重心を下げて構え、体幹をしっかり使えるようなイメージでスイングしようとします。このように、飛距離を伸ばすためには、下半身をいかに上手く使うかがポイントになります。

 では実際にどうすればいいのか? 順を追って説明しましょう。

 まずアドレスでは、スタンスをできるだけ広めにしてドッシリと構えます。広くすることで下半身が安定するし、アッパーに打ちやすくなるからです。ツアープロの間でも最近は広めが主流。体が回せるところまで広げるようにしましょう。

 また、アドレスのときから少し右股関節を折り込むようにして構え、右重心になるように、体重を右股関節に乗せる感じで構えましょう。そして、テークバックの始動で右足を強く踏むと同時に、右の股関節を折り込みながら下半身を右に捻ります。

 トップまでいったら、切り返しのタイミングで再び右足を思い切り踏み込み、それと同時に右股関節を折り込みます。このとき、しゃがみ込むぐらいのイメージで右股関節を折り込んでください。

 ダウンスイングからインパクトでは、その折り込んだ右股関節を、右足を蹴りながら一気に伸ばします。このときジャンプをするぐらいの勢いで右足を蹴り、右軸のまま一気に回転することが大事。その動きが過激になるほど大きなエネルギーが生じ、飛距離アップにも繋がります。

 このような激しい動きをすると軸がブレ、スイングの軌道が不安定になるのではないかという不安を覚える人もいるでしょうが、心配は無用です。もともとアマチュアゴルファーの多くは、体幹が弱く軸がブレやすい人が多いのですが、スタンスを広げ、さらに股関節を使うことで、軸ブレが少なくなるという効果が期待できるからです。

 いつものスイングとは違う動きになるので慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、ぜひ一度試してみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#155より

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