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国内男子

遼、大会初連覇へ15位タイ発進! 首位タイに宮本&谷口

2010年9月30日(木)午後4:33

 国内男子ツアーのコカ・コーラ東海クラシックは30日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースを舞台に第1ラウンドの競技を行い、ディフェンディング・チャンピオンの石川遼が4バーディ、4ボギーのイーブンパー72をマーク。首位タイの宮本勝昌と谷口徹に4ストローク差の15位タイにつけた。

 今年で41回目を迎える歴史と伝統のある大会。過去に2年連続優勝を達成した選手がいないことを聞いた石川は「燃えますね!」と、意気込み十分で初日のラウンドへ臨んだ。その言葉通り、インスタートのこの日は序盤から攻めるゴルフを展開。まずは12番パー5、今年から使用している“新兵器”0番アイアンでのセカンドショットでグリーンを狙い2オンに成功する。イーグルこそ逃すも難なく初バーディを奪い波に乗ると、15番パー5では3打目をバックスピンでピンそば1.5メートルに寄せ再びバーディ。得意のロングホールで順調にスコアを伸ばしてゆく。

 ところが17番、18番でともにティーショットをラフに入れ連続ボギー。序盤の貯金を一気に吐き出してしまう。それでも後半3番で4メートルのバーディパットを沈めると、5番では10メートルのロングパットをねじ込み再び2アンダー。しかし、続く6番でバンカーにつかまりボギー、直後の7番パー5では0番アイアンも不発でこの日2度目の連続ボギーを叩き、結局イーブンパー72でホールアウトした。過去には青木功、尾崎将司、中嶋常幸ら偉大な先達でさえ成し得なかった東海クラシック連覇の偉業を、19歳の石川が果たして達成することができるのか…?

 上位陣は、3アンダー69で回ったK・アフィバーンラト(タイ)がトップ2人に1打差の単独3位。薗田峻輔、井戸木鴻樹、久保谷健一が2アンダー70で4位タイに続き、藤田寛之、兼本貴司など8人が1アンダー71で7位タイにつけている。その他、池田勇太、片山晋呉、丸山茂樹らが1オーバー73で25位タイ。先日ゴルフ世界殿堂入りが内定した尾崎将司は8オーバー80と崩れ、100位タイと大きく出遅れている。

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