レッスン
左足ツマ先が開かないようにしよう!ペ・ヒギョンのスイングワンポイントアドバイス
2021年6月17日(木)午後1:33
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アマチュアゴルファーを見ていていつも気になるのは、体重移動がきちんとできていないことです。
ほとんどの人が、写真①のように、インパクト後、左足のツマ先がめくれてターゲット方向に向いてしまっているのですが、これは、重心が後ろ(右サイド)に残っている証拠です。
おそらく、遠くへ飛ばしたいという気持ちが強すぎて、上半身が動きすぎ上手く体重移動ができていないのだと思いますが、左サイドに体重が乗らないと遠くへ飛ばすことはできません。
それだけでなく、これだけ下半身が動くと、タイミングを合わせるのも難しくなるのでミスショットが増えます。また、スイング軌道も安定しないので、大きなミスになることも少なくないでしょう。
このようなミスを防ぐためにも、まずは左足がめくれ上がらないように意識することが大事です(同②)。
テークバックで右足に乗せた体重を、ダウンスイングでしっかり左足に移す。そして、左サイドで体が左に流れるのを我慢して腰を切り上げるように回していけば、芯に当たる確率も高くなるし、ボールにしっかりエネルギーが伝わって、その人にとっては最高の飛距離が出ます。
たとえミスショットをしたとしても、ちょっとした狂いになるだけで大怪我にはならないはずです。
もう一つ、アマチュアゴルファーにアドバイスをしておきたいのは、体重移動の大きさ。最初に、「飛ばすためには体重移動が必要」だという話をしましたが、それほど大きな移動は必要ありません。それが証拠に、ツアープロたちはそんなに動いていません。
アドレスで両足をセットしたら、そのツマ先が大きく動かない程度に体重移動をする。それを意識するだけで、飛距離は確実に伸びますよ。
ペ・ヒギョン
1992年9月28日、大韓民国生まれ。12歳からゴルフを始め、2010年、アマチュアとして出場した「LIGクラシック」(KLPGAツアー)で優勝。14年のJLPGAファイナルクォリファイングトーナメントで9位になり、15年からJLPGAツアーに参戦。18年の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で初優勝。15~19年まで5年連続でシード入りを果たしている。小柄ながら飛距離は国内ツアーでも10本の指に入る飛ばし屋。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/6/11 発売号より転載)
ほとんどの人が、写真①のように、インパクト後、左足のツマ先がめくれてターゲット方向に向いてしまっているのですが、これは、重心が後ろ(右サイド)に残っている証拠です。
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写真①
おそらく、遠くへ飛ばしたいという気持ちが強すぎて、上半身が動きすぎ上手く体重移動ができていないのだと思いますが、左サイドに体重が乗らないと遠くへ飛ばすことはできません。
それだけでなく、これだけ下半身が動くと、タイミングを合わせるのも難しくなるのでミスショットが増えます。また、スイング軌道も安定しないので、大きなミスになることも少なくないでしょう。
このようなミスを防ぐためにも、まずは左足がめくれ上がらないように意識することが大事です(同②)。
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同②
テークバックで右足に乗せた体重を、ダウンスイングでしっかり左足に移す。そして、左サイドで体が左に流れるのを我慢して腰を切り上げるように回していけば、芯に当たる確率も高くなるし、ボールにしっかりエネルギーが伝わって、その人にとっては最高の飛距離が出ます。
たとえミスショットをしたとしても、ちょっとした狂いになるだけで大怪我にはならないはずです。
もう一つ、アマチュアゴルファーにアドバイスをしておきたいのは、体重移動の大きさ。最初に、「飛ばすためには体重移動が必要」だという話をしましたが、それほど大きな移動は必要ありません。それが証拠に、ツアープロたちはそんなに動いていません。
アドレスで両足をセットしたら、そのツマ先が大きく動かない程度に体重移動をする。それを意識するだけで、飛距離は確実に伸びますよ。
ペ・ヒギョン
1992年9月28日、大韓民国生まれ。12歳からゴルフを始め、2010年、アマチュアとして出場した「LIGクラシック」(KLPGAツアー)で優勝。14年のJLPGAファイナルクォリファイングトーナメントで9位になり、15年からJLPGAツアーに参戦。18年の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で初優勝。15~19年まで5年連続でシード入りを果たしている。小柄ながら飛距離は国内ツアーでも10本の指に入る飛ばし屋。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/6/11 発売号より転載)
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