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パッティングストロークを安定させよう!辻村明志ツアープロコーチ
2021年7月1日(木)午後5:45
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CS放送ゴルフネットワークのレッスン番組「プレメンレッスン!Season3」に出演している辻村明志ツアープロコーチ。
上田桃子、小祝さくら、松森彩夏、永井花奈など多くのプロゴルファーを指導、選手に合った練習法を瞬時に見抜き独自のコーチングで勝利へ導くカリスマコーチが、アマチュアゴルファーの上達に欠かせない全てのゴルファーに通じる「スイングの真髄」をお届けします。
今回のテーマはパッティングストロークです。
パッティングで、安定した出球、安定した転がりをさせるために必要なことをお伝えします。
まず、パターはクラブのライ角通りに構えましょう。トゥ側が浮いてしまうと、フェースがターゲットラインより左を向いてしまいます。グリップエンドの盛り上がっている部分に小指や薬指が引っ掛かるように握ると、ライ角が保たれパターヘッドの座りが安定します。
そして、左目の下にボールとフェース面をセットすることで、ロフト角・フェースアングルがラインに対してスクエアになります。
次に、フェース面のポイントですが、左手の甲とフェース面を一緒の向きにするため、左手の甲を目標方向に向けて少し下向きに握ります。そうすると、フェース面が安定し目標方向へ正確に打ち出すことができます。
効果的な練習方法としては、パターのグリップ部分からクラブまたはアライメントスティックをつなげて持ち、長くなった部分を左脇に入れて構えストロークします。
この時、インパクトからフォローにかけてクラブが左脇に当たらないように、左手の甲とフェース面を一直線に保ち、シャフトが左脇に当たらないようにストロークしてください。ハンドファーストになり過ぎないように、シャフトが左脇のスペースに収まる時の感覚を覚えましょう。
今度はフォロースルーです。プロとアマチュアの大きな差は、インパクト時のボールの音です。このボールの音をしっかり出すことが大切です。
フェース面が構えで狂ってしまうと、フォローでボールを真っ直ぐ出そうとしてしまい、逆に真っ直ぐ行かなくなってしまいます。フォローを出しにいくと、体がブレて目線が動いてしまいます。ですので、ボールを押し流すのではなく、しっかりヒットすることが大事です。
フォロースルーは小さくても構いません。クラブを上げた分の重みをボールに乗せることを意識することで、出球は順回転して安定します。手ではなく身体の中からリズムを作ることを心がけ、軸がブレないように、体幹を意識してヘッドの重みでボールをヒットすると、パワーがボールに伝わります。
パッティングは、良いストロークだけではなく、良い「目線」を捉えることも大事です。
練習グリーンでしたら、狙うカップから構える方向となるストレートラインを探し出し、それに対してスクエアに構えましょう。次に、どこから曲がり始めるかのブレークポイント(曲がりの頂点)へ、どのくらいのボールスピードで打つのか、具合を決めてストロークします。
このストレートラインがイメージできないと、ストロークをスクエアに出すことができません。どんなフックライン・スライスラインでも、スクエアなラインを見つけて立つようにしましょう。
あとはボールスピードです。正しいスピードで打てると、自分の思うブレイクポイントから曲がってカップに向かっていきます。
家のフローリングや畳、あるいはガムテープなどでラインをつくり、毎日目線を整える練習をするだけでも、パッティングは上達します。
【見逃し配信】プレメンレッスン!Season 3 辻村明志メソッド#4
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season 3 辻村明志メソッド#4」より
上田桃子、小祝さくら、松森彩夏、永井花奈など多くのプロゴルファーを指導、選手に合った練習法を瞬時に見抜き独自のコーチングで勝利へ導くカリスマコーチが、アマチュアゴルファーの上達に欠かせない全てのゴルファーに通じる「スイングの真髄」をお届けします。
今回のテーマはパッティングストロークです。
パッティングストロークを安定させるには
パッティングで、安定した出球、安定した転がりをさせるために必要なことをお伝えします。
まず、パターはクラブのライ角通りに構えましょう。トゥ側が浮いてしまうと、フェースがターゲットラインより左を向いてしまいます。グリップエンドの盛り上がっている部分に小指や薬指が引っ掛かるように握ると、ライ角が保たれパターヘッドの座りが安定します。
そして、左目の下にボールとフェース面をセットすることで、ロフト角・フェースアングルがラインに対してスクエアになります。
次に、フェース面のポイントですが、左手の甲とフェース面を一緒の向きにするため、左手の甲を目標方向に向けて少し下向きに握ります。そうすると、フェース面が安定し目標方向へ正確に打ち出すことができます。
効果的な練習方法としては、パターのグリップ部分からクラブまたはアライメントスティックをつなげて持ち、長くなった部分を左脇に入れて構えストロークします。
この時、インパクトからフォローにかけてクラブが左脇に当たらないように、左手の甲とフェース面を一直線に保ち、シャフトが左脇に当たらないようにストロークしてください。ハンドファーストになり過ぎないように、シャフトが左脇のスペースに収まる時の感覚を覚えましょう。
今度はフォロースルーです。プロとアマチュアの大きな差は、インパクト時のボールの音です。このボールの音をしっかり出すことが大切です。
フェース面が構えで狂ってしまうと、フォローでボールを真っ直ぐ出そうとしてしまい、逆に真っ直ぐ行かなくなってしまいます。フォローを出しにいくと、体がブレて目線が動いてしまいます。ですので、ボールを押し流すのではなく、しっかりヒットすることが大事です。
フォロースルーは小さくても構いません。クラブを上げた分の重みをボールに乗せることを意識することで、出球は順回転して安定します。手ではなく身体の中からリズムを作ることを心がけ、軸がブレないように、体幹を意識してヘッドの重みでボールをヒットすると、パワーがボールに伝わります。
パッティングラインイメージを作るドリル
パッティングは、良いストロークだけではなく、良い「目線」を捉えることも大事です。
練習グリーンでしたら、狙うカップから構える方向となるストレートラインを探し出し、それに対してスクエアに構えましょう。次に、どこから曲がり始めるかのブレークポイント(曲がりの頂点)へ、どのくらいのボールスピードで打つのか、具合を決めてストロークします。
このストレートラインがイメージできないと、ストロークをスクエアに出すことができません。どんなフックライン・スライスラインでも、スクエアなラインを見つけて立つようにしましょう。
あとはボールスピードです。正しいスピードで打てると、自分の思うブレイクポイントから曲がってカップに向かっていきます。
家のフローリングや畳、あるいはガムテープなどでラインをつくり、毎日目線を整える練習をするだけでも、パッティングは上達します。
【見逃し配信】プレメンレッスン!Season 3 辻村明志メソッド#4
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season 3 辻村明志メソッド#4」より
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