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海外男子

オーストラリアの新星 キャム・デービスの4日間

2021年7月6日(火)午前11:03

 ミシガン州のデトロイトゴルフクラブで開催された米男子ツアーのロケットモーゲージクラシックは26歳キャム・デービス(豪)の優勝で幕を閉じた。グレッグ・ノーマン、アダム・スコットやジェイソン・デイらのようになるであろう新星の誕生だ。

 4アンダー21位タイ発進を決めたデービスは2日目も4アンダーで回り、通算8アンダー6位タイに浮上して決勝ラウンドを迎えた。3日目に5つ伸ばしたデービスは通算13アンダー3位タイに順位を上げ、最終日も5つ伸ばし首位を捉えた。

 通算18アンダーでデービス、トロイ・メリット(米)、ホアキン・ニーマン(チリ)が並びプレーオフへ突入。ニーマンは1ホール目で脱落、5ホール目でメリットがボギーを叩いたことでデービスに軍配が上がった。

 プレーオフではショットが切れていたため各ホールでウィニングパットのチャンスがあった。しかし、決めきることができなかった。それでも「入らなかったけど良いパットをしようとトライしていた」と自信を持ちながらプレーしたことが勝因だったのかもしれない。

(写真:Getty Images)

 タイトリスト ゴルフボールを使用するプレーヤー3名がプレーオフを戦い、キャム・デービスが念願のツアー初優勝を挙げた。

 ロケットモーゲージクラシックは、前日から首位を走るホアキン・ニーマン(プロV1x使用)とトロイ・メリット(プロV1使用)に、最終ラウンド「67」の猛攻で追いついたデービス(プロV1x使用)が加わり、三つ巴のプレーオフに突入した。

 プレーオフ1ホール目にニーマンが脱落。メリットとデービスのサドンデスマッチは5ホール目に突入。ここでパーセーブしたデービスが、ツアー5年目にして念願のツアー初優勝を飾った。

 デービスはタイトリスト ブランドアンバサダーとして、プロV1xの他、TSi3ドライバー(9.0°)、TS3フェアウェイメタル(15°)、NEW T200アイアンプロトタイプ(#2)、620MBアイアン(#4―PW)、ボーケイ・デザイン SM8 ウェッジ(52°56°60°)、スコッティ・キャメロンタイムレスプロトタイプパターを使用。

 最終ラウンドの17番では、ティショットで312ヤードを飛ばし、残り260ヤードから2オンさせてイーグルを奪取。最終18番でも311ヤードのティショットからセカンドをピン側にピタリとつけ、バーディを奪って土壇場でプレーオフ進出を決めてみせた。

 タイトリストのゴルフボールと進化したゴルフクラブが生み出した4日間すべて60台の安定したプレーが、初優勝の原動力となった。

※ダレル・サーベイ社調べ

 ロケットモーゲージクラシックにおいて、タイトリストは74%の使用率を獲得し、使用率No.1に輝いた。この数字は2位メーカーの12%に6倍以上の差をつける圧倒的な信頼の証となる。最終成績の上位11名(8位タイまで)のうち10名がタイトリスト ゴルフボールを使用し、ゴルフボールの持つ高いトータルパフォーマンスがベストプレーに繋がることを今大会でも証明した。

 また、主要ゴルフクラブカテゴリー(ドライバー、フェアウェイメタル、ユーティリティメタル、ユーティリティアイアン、アイアン、ウェッジ、パター)全てでタイトリストは使用率No.1を達成。特にアイアン部門ではツアーシーディングが始まったばかりのNEW Tシリーズアイアンへのスイッチが進み、早速本戦で使用し上位に進出するプレーヤーも増えている。

 優勝したデービスと2位のメリットは、新しいTシリーズアイアン(T100、T100•S、T200アイアン、U•505ユーティリティアイアン)を今大会で使用した15人以上のプレーヤーのうちの2人であり、新モデルがツアーに投入されてからわずか1週間しか経っていないという事実が、NEW Tシリーズアイアンの確実な進化を物語っている。

 デービスは、今週初めてT200プロトタイプの2番アイアンをバッグに入れていた。その理由についてタイトリスト ツアー担当のJ.J. ヴァンヴェゼンヴィークはこう話している。
「ボール初速の向上と安定した弾道。彼がNEW T200アイアンの使用を決めた理由です。彼はNEW T100プロトタイプの3番アイアンにも好感触を得ていて、会場によってはNEW T200の2番アイアンの代わりに使用すると言っています。どちらのモデルも気に入っている620MBとコンビネーションしやすいヘッド形状になっているところも気に入っているようです」

 また、メリットも練習日にドライビングレンジでテストしただけでNEW T200(#4-#5)とNEW T100(#6-PW)アイアンのコンボセットに切り替えていた。そして、3日目にメリットは11番ホール(パー3)でNEW T200の5番でホールインワンを達成。218ヤードを正確に射抜く精密な弾道が進化したNEW T200アイアンから生み出されたのである。

 米男子ツアー以外でもタイトリスト ボールプレーヤーが活躍し、米女子ツアーのボランティア・オブ・アメリカクラシックは1-2-3フィニッシュ(優勝/コ・ジンヨン:プロV1  2位/マチルダ・カストレン:プロV1x 3位/ギャビー・ロペス:プロV1x)を決めるとともに、今シーズンの同ツアーでの優勝貢献回数を16戦15勝とさらに伸ばしている。

 国内女子ツアーの資生堂レディスオープンは鈴木愛(NEW プロV1x)が優勝。これでニチレイレディス(申ジエ/プロV1)、アース・モンダミンカップ(菊地絵理香/プロV1x)、資生堂レディスオープンと、タイトリスト ゴルフボールが3試合連続でウィニングボールとなった。また、国内男子ツアーの日本プロゴルフ選手権はキム・ソンヒョン(NEW プロV1)が制した。

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