レッスン
勘違いしてませんか?石井理緒のスライス防止のチェックポイント
2021年8月26日(木)午後1:30
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アマチュアゴルファーの中にはスライスで悩んでいる人がたくさんいます。その原因は、人によって異なり、「こうすれば直る」というような、皆さんに共通する特効薬はありません。
ただ、多くのゴルファーに共通する勘違いがあります。それは、アドレスの向きです。
スライスに悩んでいる人のほとんどが、右に曲がるのを嫌がって、左を向いて構えようとします。おそらく、左を狙っておけば、右に曲がってもOBまでは行かないということなのでしょう。
しかしこのやり方には大きな落とし穴があります。左に設定した目標に向かって真っ直ぐ立って真っ直ぐ打ち出せばいいのですが、ほとんどのゴルファーは少し左を向くだけで、スイングで左に打ち出そうとしています。そうなるとアウトサイドインの軌道がさらに強くなって、右への曲がり具合がより大きくなってしまうのです。
このようなミスを防ぐためにも、まずは目標に対して真っ直ぐ立つ練習をしてください。
練習方法としては、単純ですが、目標に向けて足下にクラブやスティックなどを置いて構え、そこから見える真っ直ぐの景色を頭にたたき込むこと。これしか方法はありません。
私も思った方向に球が飛び出さなかったり、イメージよりも曲がりが大きいときは必ずこの方法で真っ直ぐをチェックしています。皆さんが思っているより真っ直ぐ立つことは難しいことなので、練習のたびに確認することをオススメします。
さて、先ほどのスライスの話に戻りますが、左を向いて真っ直ぐ立てればいいといいましたが、もしいつものようにボールが曲がらなかったとしたら、左の林、もしくはOBゾーンに一直線なんてことになりかねません。そんなことにならないためにも、あまり左を向きすぎないように。真っ直ぐ飛んでも次のショットが打てるところを狙うようにしましょう。
石井理緒(いしい・りお)
2000年1月31日、新潟県生まれ。父がゴルフ場を経営している関係で8歳からゴルフを始める。16年の「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」、「文部科学大臣杯争奪 全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦」で優勝。17年の「ヨネックスレディス」では9位タイに入りローアマチュアに輝く。19年プロテスト合格。21年の「ヤマハレディースオープン葛城」では7位タイに入る。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/8/20 発売号より転載)
ただ、多くのゴルファーに共通する勘違いがあります。それは、アドレスの向きです。
スライスに悩んでいる人のほとんどが、右に曲がるのを嫌がって、左を向いて構えようとします。おそらく、左を狙っておけば、右に曲がってもOBまでは行かないということなのでしょう。
しかしこのやり方には大きな落とし穴があります。左に設定した目標に向かって真っ直ぐ立って真っ直ぐ打ち出せばいいのですが、ほとんどのゴルファーは少し左を向くだけで、スイングで左に打ち出そうとしています。そうなるとアウトサイドインの軌道がさらに強くなって、右への曲がり具合がより大きくなってしまうのです。
このようなミスを防ぐためにも、まずは目標に対して真っ直ぐ立つ練習をしてください。
練習方法としては、単純ですが、目標に向けて足下にクラブやスティックなどを置いて構え、そこから見える真っ直ぐの景色を頭にたたき込むこと。これしか方法はありません。
私も思った方向に球が飛び出さなかったり、イメージよりも曲がりが大きいときは必ずこの方法で真っ直ぐをチェックしています。皆さんが思っているより真っ直ぐ立つことは難しいことなので、練習のたびに確認することをオススメします。
さて、先ほどのスライスの話に戻りますが、左を向いて真っ直ぐ立てればいいといいましたが、もしいつものようにボールが曲がらなかったとしたら、左の林、もしくはOBゾーンに一直線なんてことになりかねません。そんなことにならないためにも、あまり左を向きすぎないように。真っ直ぐ飛んでも次のショットが打てるところを狙うようにしましょう。
石井理緒(いしい・りお)
2000年1月31日、新潟県生まれ。父がゴルフ場を経営している関係で8歳からゴルフを始める。16年の「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」、「文部科学大臣杯争奪 全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦」で優勝。17年の「ヨネックスレディス」では9位タイに入りローアマチュアに輝く。19年プロテスト合格。21年の「ヤマハレディースオープン葛城」では7位タイに入る。
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