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ドローボールを打ちたいけど左が怖い・・・引っ掛け・逆球の防止策

2021年9月15日(水)午後0:52

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 中上級者ゴルファーで、持ち球はフェードだけど、ときどき引っかけや逆球が出るという方は多いはず。また基本的にはフェードヒッターだけど、ドローボールも打てるようになりたいという人も多いのではないでしょうか?今回は、そんなフェードヒッターの悩みを解決したいと思います。

 まず、フェードヒッターでよく見られるのが、ボールの位置が左足カカト線上という基本よりも左寄りで、肩のラインが少し左を向いているケース。肩のラインが左を向いてしまうと、自然とボールが左寄りになるということもあるのですが、このような構えだと、左方向に出て右に曲がるというきれいなフェードになる可能性もあるのですが、少しでも左を向きすぎると引っかけが出る危険性があります。

 だから、持ち球がフェードだけど引っかけも出るという人は、肩のラインとボールの位置を修正しましょう。

 まず、いつも通りに構えたらクラブを持ち上げて、肩のラインをターゲットラインに対して平行になるようにセットします。そしてヘッドを真下に下ろす。そうするとヘッドがそれまでより右寄りに下りるはずなので、そのヘッドに合せてボールをセットしてみましょう。

 それまで肩のラインが左向いていた場合は、かなり右を向いているような感覚になり、打った球も右にすっぽ抜けてしまうような不安を覚えると思いますが、強い球を打つためにはこの構えが必要です。

 引っかけ・逆球を防止するには、この構えとボール位置の修正だけでOKなのですが、さらに飛距離アップが実現するアドバイスをしましょう。

 フェードヒッターの場合、基本的にはアッパーブローが弱めなのですが、飛ばすためにはアッパーブローに振っていくことが大事です。

 そこで、先ほどの注意点を踏まえて構えたら、少し右肩を下げます。それと同時に、ボールを1個分左に置き(元の位置に戻すイメージ)、ティの高さを思い切って高くしてください。アドレスはこれで完了です。

 スイングにおける注意点は、切り返し~ダウンスイングで右肩が前に出ないようにすること。ボールを左に置いたので、ついつい右肩が前に出やすくなりますが、そこはグッと我慢する。そうすればクラブがインサイドから下りてくるし、なおかつアッパーブローになるので、高弾道の強い球になります。

 この打ち方を覚えたからといって、それまでのフェード打ちを忘れるわけではないので、もしフェードのほうが安心ならそのまま持ち球は変えなくてもかまいません。ただ、引っかけたくないときや、つかまる球で飛距離を稼ぎたいときは、今回のアドレスを試してみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、萩原菜乃花さん、森はなさん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#181より

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