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ポイントは上半身の三角形!堀川未来夢のスイング指南

2021年9月16日(木)午前11:50

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 ドライバーの方向性が安定しないし、飛距離も出ない。また、アイアンショットも一応当たるけど距離感が狂いやすい。アマチュアゴルファーの悩みは尽きず、ほとんどの人がいろいろな悩みを抱えてゴルフをしているようですが、まずは根本的なところを修正してみてはいかがでしょうか。

 その根本的なところというのは、手ではなく体の面でボールをとらえるということです。手と体との同調という言葉でも表現されることも多いのですが、体の面で打つようにすれば、手打ちを防ぐことができるし、その結果、スイングプレーンも安定するので、ショットがより正確になり、方向性も安定するし飛距離も伸びます。

 それを実現するために私自身が意識しているのが、肩と両腕でできる上半身の三角形を崩さないことです。



 上半身の三角形については、ビギナー向けのレッスン書などにもよく出てくるので知っている人も多いと思いますが、実際に三角形をキープして打っている人はごくわずか。アマチュアゴルファーの中には、テークバックの始動時から三角形が崩れてしまう人が圧倒的に多いように思います。

 しかし、最初からこの三角形が崩れてしまうと、インパクトで正しい形に元に戻すのはほぼ不可能。つまりこれがミスショットの大きな原因になっているというわけです。

 私の場合は、少しハンドアップ気味に構えて三角形を作り、これをできるだけキープしたままテークバック。そしてトップでも大きく振り上げずにダウンスイングに入ります。そうすればスイング軌道もほとんど狂うことなく、インパクトではアドレスを再現することができます。

 ゴルファーそれぞれに個性があって、どんな人にも私のスイングが合うとは限りませんが、「芯に当たることが少ない」という人は、一度三角形を意識してみてください。芯に当たる確率は確実に増えると思いますよ。

堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)
1992年12月16日、神奈川生まれ。日大ゴルフ部出身。大学4年時のQTで13位に入り、2015年からツアー参戦。賞金ランク41位でシード権を獲得した。16年はシード落ちするも、QT14位で17年のツアー出場権を獲得した。19年の日本ゴルフツアー選手権で初優勝。20-21年シーズンも優勝こそないが、トップ10入り4回と好調。2勝目を狙う。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/9/10 発売号より転載)

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