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素振り用練習器具を使って脳を欺く!ヘッドスピードをアップさせる方法

2021年10月6日(水)午後0:47

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 ヘッドスピードが速くなれば飛距離が伸びるということは皆さんもご存じの通り。そのためにスイングを修正したり、体を鍛えたりしている人も多いと思いますが、今持っているポテンシャルのままでヘッドスピードをアップできたら、なんてことを考えている人も多いのではないでしょうか。今回は、そんなヘッドスピードアップ術を紹介しましょう。

 今回は、特殊なゴルフ素振り用練習器具を使います。この練習器具は、シャフトの先端に重りが付いていて、その重さが自由に変更できるというもの。重りの調整によって、ドライバーのヘッドよりも軽くすることができます。

 まず、この練習器具の先端を軽くして素振りをします。最初はゆっくり振り、徐々に素振りのスピードを上げていきます。そうすると、通常のドライバーよりも軽いのでヘッドスピードが普段よりも速くなるはずです。

 次に、手に持った練習器具はそのままで、両足を揃えて構えます。そして、バックスイングでトップまでクラブを上げたら、切り返しで左足を踏み込んでスイングします。このとき一本足打法のように、左足はバックスイングの際に一度右足付近まで上げて全体重を右足に乗せ、そのあと左足を踏み込みながらクラブを振り下ろしてください。

 このあと、練習器具の先端を重くして同様の素振りを行ったあと(この部分は省略しても可)、いつも使っているクラブに持ち替えて同じように素振りをします。

 ここまでを1セットとして数回繰り返したあと、最後にボールを打ちます。もしこのドリルを正しく行っていれば、ヘッドスピードは間違いなくアップし、飛距離も格段に伸びるはずです。

 何故これだけでヘッドスピードがアップするのか?軽いクラブを持ったとき、確実にヘッドスピードはアップしているのですが、そのときのスピード感が体に残っているうちに重いクラブを振れば、脳がそのことを記憶していて、重いクラブを持っても軽いときのように速く振ることができるからです。このことは科学的にも実証されていて、ツアーでもこの方法でスピードアップを図っているプロがけっこういます。

 ただし、自分のクラブを振っているうちに脳が元のスピードを思い出してくるので、反復練習をすることが大事。そうすれば、何回もやっているうちに速いスピードのほうで安定してきます。また、体幹も鍛えられるので、本当の意味での飛距離アップにもつながります。

 今回使用した特殊な練習器具は、ほとんどの人が持っていないと思いますが、その場合は、ドライバーのヘッド側を握ってやったり、ヘッドが外れるドライバーを持っている場合は、ヘッドを外した状態でやれば同様の効果が得られます。ぜひ一度、試してみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、萩原菜乃花さん、森はなさん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#184より

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