松山英樹のマスターズトーナメント制覇、笹生優花の全米女子オープンゴルフ選手権優勝、稲見萌寧と古江彩佳による賞金女王争いなど昨年は大いに盛り上がったゴルフ界。新型コロナウイルスは依然として世界中で感染者を増やしており、各ツアーは今年も引き続き難しい大会運営を迫られることになりそうだが、ここで日・米・欧主要ツアーの「2022年初戦」をまとめておく。

　米男子ツアーは、今月6日から9日にかけて開催されるセントリートーナメント オブ チャンピオンズ（米ハワイ州／プランテーションコース at カパルアリゾート）でスタート。日本の松山英樹、連覇を目指すハリス・イングリッシュ（米）、世界ランキング1位のジョン・ラーム（スペイン）、ツアー通算45勝のフィル・ミケルソン（米）らが出場を予定している。

　米女子ツアーの開幕戦は、20日からのヒルトングランドバケーションズトーナメント オブ チャンピオンズ（米フロリダ州／レイクノナG&CC）。前回大会は現世界ランキング1位のネリー・コルダ（米）の姉、ジェシカ・コルダ（米）が3年ぶりとなるツアー通算6勝目を挙げた。

　また、米チャンピオンズツアー、DPワールドツアー、国内男子ツアーも20日にスタートを迎える。それぞれ三菱エレクトリックチャンピオンシップ at フアラライ（米ハワイ州／フアラライゴルフコース）、アブダビHSBCゴルフチャンピオンシップ（UAE／ヤスリンクス）、SMBCシンガポールオープン（シンガポール／セントーサゴルフクラブ セラポンコース）が初戦となる。

　そして、国内女子ツアーは3月3日から4日間の日程で行われるダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント（沖縄県／琉球ゴルフ倶楽部）でシーズンイン。前回大会は小祝さくらが逆転優勝を飾った。

（写真 : Getty Images）