レッスン
「90度ドリル」でダウンブローの極意をつかもう!
2022年1月12日(水)午前11:33
アマチュアゴルファーの中には、アイアンショットのレッスンで、「リリースが早い」という指摘を受けたことがある人も多いのではないでしょうか。リリースが早いというのはダウンスイングで手首が早く解けてしまうこと。そうなるとハンドファーストでボールをとらえることができなくなり、ロフトが寝てしまって飛距離も落ちます。
これを修正するために、まずチェックして欲しいのが、テークバックでの手首の動きです。というのも、リリースが早い人の中には、テークバックで右手首を甲側に曲げる動き(リストコック、またはヒンジといいます)がない人もいるからです。
テークバックでリストコックの動きが入らなければ、当然のことながらタメる動きもできなくなります。逆に、リストコックをするからこそ、右ヒジが畳まれて、タメが生まれます。だから、テークバックでは、右手首を最大限甲側に折った状態を作って体を回すことが大事になってくるのです。
この動きがしっかりできていない人のために有効なドリルを紹介しましょう。
まず普通に構えたら、最初に右手首を甲側に折ります。そして、リストコックをした状態で体を回し、クラブを上げます。トップまでいったら、体の回転でダウンスイングをスタート。手首の角度をキープしたままボールを打ちます。この「リストコックをする」「トップまで上げる」「リストコックをしたままボールを打つ」という3つの動きを、「イチ、ニ、サン」とカウントしながらやってください。
このドリルは、「90度ドリル」といって、以前から行われている練習法です。「90度」というのは、左腕とシャフトとでできる角度のこと。リストコックをすると90度ができあがるので、その90度をキープしたままバックスイング~トップ~インパクトをやりましょうということです。
それまで手首を解いて打っていた人は、コックしたままだとヘッドがボールに届かないと思いますが、だからといって手首を解くのは禁物。体の回転によってヘッドをボールに届かせるようにすることが大事です。
このドリルをすることで、ハンドファーストに当たるようになるだけでなく、ダウンブローのスイングが自然と身に付きます。アイアンショットの方向性と飛距離を両立させるのにはもってこいの練習法なので、ぜひやってみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、黒田アーサーさん、高橋としみさん、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#198より
これを修正するために、まずチェックして欲しいのが、テークバックでの手首の動きです。というのも、リリースが早い人の中には、テークバックで右手首を甲側に曲げる動き(リストコック、またはヒンジといいます)がない人もいるからです。
テークバックでリストコックの動きが入らなければ、当然のことながらタメる動きもできなくなります。逆に、リストコックをするからこそ、右ヒジが畳まれて、タメが生まれます。だから、テークバックでは、右手首を最大限甲側に折った状態を作って体を回すことが大事になってくるのです。
この動きがしっかりできていない人のために有効なドリルを紹介しましょう。
まず普通に構えたら、最初に右手首を甲側に折ります。そして、リストコックをした状態で体を回し、クラブを上げます。トップまでいったら、体の回転でダウンスイングをスタート。手首の角度をキープしたままボールを打ちます。この「リストコックをする」「トップまで上げる」「リストコックをしたままボールを打つ」という3つの動きを、「イチ、ニ、サン」とカウントしながらやってください。
このドリルは、「90度ドリル」といって、以前から行われている練習法です。「90度」というのは、左腕とシャフトとでできる角度のこと。リストコックをすると90度ができあがるので、その90度をキープしたままバックスイング~トップ~インパクトをやりましょうということです。
それまで手首を解いて打っていた人は、コックしたままだとヘッドがボールに届かないと思いますが、だからといって手首を解くのは禁物。体の回転によってヘッドをボールに届かせるようにすることが大事です。
このドリルをすることで、ハンドファーストに当たるようになるだけでなく、ダウンブローのスイングが自然と身に付きます。アイアンショットの方向性と飛距離を両立させるのにはもってこいの練習法なので、ぜひやってみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、黒田アーサーさん、高橋としみさん、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#198より
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