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地面をこする素振りでイメージをつかもう!渡邉彩香のフェアウェイウッドアドバイス
2022年1月13日(木)午後2:06
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FWが上手く打てるようになったらゴルフがもっと楽になるのに。そう考えているゴルファーも多いはず。ゴルファーの中にはFWを得意クラブにしている人もいますが、実際はけっこう難しいですよね。
FWを上手く打つコツとして、皆さんに意識してもらいたいのは、球を上げようとしないことです。FWというと飛ばすためのクラブというイメージがあるせいか、球を高く上げてキャリーを出したいと思う人も多いようですが、上げようとすると顔が早く上がってしまい(写真①)、その影響で軸が右に傾いてダフリやトップのミスが出やすくなります。
そうならないためにも、「低い球でもOK」のつもりで打つようにする。むしろ、低い球を打つぐらいのつもりで打ったほうが上手くいくものです。このようなアドバイスすると、「ゴロになってしまうのでは?」と心配する人もいますが、きちんと当たればロフトが球を上げてくれるのでご安心を。
スイング的には、インパクトまでしっかりボールを見る意識を持つといいでしょう(同②)。そうすれば顔が上がらなくなるので、軸が右に傾くのを防ぐことができます。
また、素振りではヘッドがしっかり地面に触れるようにスイングしてください(同③)。FWの素振りでは、ドライバーのように空中でブンブン振る人もいるようですが、そういうことをやっていると本番でもトップしやすくなります。
そうならないためにも、ソールを滑らすような素振りをして、本番でやるべきことをあらかじめやっておく。そうすればナイスショットの確率がアップすると同時に、大きなミスもなくなるはずです。
渡邉彩香(わたなべ・あやか)
1993年9月19日、静岡県生まれ。埼玉栄高を卒業した2012年にプロテストに合格。2013年のルーキーイヤーで早くもシード権を獲得。2014年アクサレディスでプロ初優勝。2015年は2勝を挙げ賞金ランキングで6位に入った。2020-21年はシーズン開幕戦のアース・モンダミンカップで5年ぶりの優勝。通算勝利数を4勝に伸ばした。プライベートでは2021年2月に高校時代の同級生だった柔道家の小林悠輔と結婚。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/1/7 発売号より転載)
FWを上手く打つコツとして、皆さんに意識してもらいたいのは、球を上げようとしないことです。FWというと飛ばすためのクラブというイメージがあるせいか、球を高く上げてキャリーを出したいと思う人も多いようですが、上げようとすると顔が早く上がってしまい(写真①)、その影響で軸が右に傾いてダフリやトップのミスが出やすくなります。
写真①
そうならないためにも、「低い球でもOK」のつもりで打つようにする。むしろ、低い球を打つぐらいのつもりで打ったほうが上手くいくものです。このようなアドバイスすると、「ゴロになってしまうのでは?」と心配する人もいますが、きちんと当たればロフトが球を上げてくれるのでご安心を。
スイング的には、インパクトまでしっかりボールを見る意識を持つといいでしょう(同②)。そうすれば顔が上がらなくなるので、軸が右に傾くのを防ぐことができます。
写真②
また、素振りではヘッドがしっかり地面に触れるようにスイングしてください(同③)。FWの素振りでは、ドライバーのように空中でブンブン振る人もいるようですが、そういうことをやっていると本番でもトップしやすくなります。
写真③
そうならないためにも、ソールを滑らすような素振りをして、本番でやるべきことをあらかじめやっておく。そうすればナイスショットの確率がアップすると同時に、大きなミスもなくなるはずです。
渡邉彩香(わたなべ・あやか)
1993年9月19日、静岡県生まれ。埼玉栄高を卒業した2012年にプロテストに合格。2013年のルーキーイヤーで早くもシード権を獲得。2014年アクサレディスでプロ初優勝。2015年は2勝を挙げ賞金ランキングで6位に入った。2020-21年はシーズン開幕戦のアース・モンダミンカップで5年ぶりの優勝。通算勝利数を4勝に伸ばした。プライベートでは2021年2月に高校時代の同級生だった柔道家の小林悠輔と結婚。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/1/7 発売号より転載)
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