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ポイントは腰のクイックターン!捻転差による飛距離アップ

2022年1月26日(水)午後1:01

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 今回は、「ここは飛ばしたい」というときの飛距離アップ術を紹介しましょう。

 ドラコンホールやフェアウェイが広くてドライバーが思い切り振り回せそうなとき、みなさんはどういう点に意識をおいてスイングをしていますか?

 人によって意識するポイントは異なると思いますが、ボールを少し左に置いてアッパー軌道を強くするとか、体重移動を意識してテークバックではいつもより体重を右に乗せるなどいろいろな工夫をしているのではないでしょうか。

 それらのやり方が間違っているというわけではありませんが、飛ばすために強く意識して欲しいポイントがあります。それは、トップからの切り返しのスピードを上げることです。

 一般的に、「トップから、手元が腰のあたりまで下りてくるハーフウェイダウンまではゆっくり振ったほうがいい」といわれることがありますが、それは方向性を重視したアドバイス。プレーンにクラブを乗せるという点では“ゆっくり丁寧に”というのはすごく大事なことですが、飛距離のことを考えると、ハーフウェイダウンまでのスピードアップが必要になってきます。

 実際、飛ばし屋は、この部分のスピードが速く、ドラコン選手などは手元が硬いシャフトを使い、切り返しでヘッドスピードを上げています。

 問題は、どうやってスピードを上げるかですが、次のポイントを意識してスイングしてみてください。

 まずトップまでは、いつもと同じスイングで行います。そして切り返しの際、左足に体重を乗せるタイミングで、腰をクイックに回しながら手元を腰のあたりまで下ろします。大事なのは、腰の素速い回転でスピードアップを図ること。速く振ろうとする動きを手でやろうとするとプレーンがずれてしまうので気をつけてください。

 ハーフウェイダウンまできたらあとは一気に解放するだけ。「インパクトでボールを強く叩こう」とか、「インパクト~フォロースルーでヘッドスピードを上げていこう」というような意識は必要ありません。

 切り返しのスピードを上げるとスイングが不安定になりそうで不安を覚える人もいると思いますが、これは慣れの問題。きちんと腰で回転していれば、回転速度が速くなってもスイングがぶれることはないし、逆に減速してしまうとスイング軌道が不安定になることもあります。

 このスイングが自然とできるようになるまでしっかり練習して、これまでにない飛距離を手に入れてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、大和笑莉奈プロ、高橋恵プロ、森はなさん、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#200より

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