レッスン
インパクトで緩まずリズムよくスイングしよう!山下美夢有
2022年2月3日(木)午前11:49
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グリーン回りからのショットになると何故かいつもミスをしてしまう。アマチュアゴルファーの中には、そういう人も多いのではないでしょうか。 ほとんどの人は、「ピタッと寄せたいという気持ちがスイングを狂わせる」と考えているようですが、それが以外の要因でミスをしている人もよく見かけます。
その要因とは、インパクトでの緩みです。距離のわりにバックスイングを大きく上げてしまい、ダウンスイング~インパクトで距離を合せようとして緩んでしまう(写真①)。そうなると、距離が合いにくくなるだけでなく、打点も合わなくなりトップやダフリが出やすくなります。
このようなミスを防ぐためには、まずはバックスイングを大きく上げないようにすること。距離によって振り幅を決めたら、それ以上大きくならないようにクラブを振り上げることが大事です。
また、緩みを防ぐためにも、ダウンスイングからフォロースルーにかけては、クラブを加速させていくようなイメージでスイングしましょう(同②③)。
クラブを加速させると「飛びすぎてしまうのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、振り幅さえ間違っていなければ、オーバーすることはないのでご安心ください。
さらにミスを防ぐためのアドバイスをもうひとつ。それはリズムを守ることです。私の場合は、「イチ」でバックスイング、「ニ」でダウンスイング~インパクト~フォロースルーといったように2拍子のリズムで打っていますが、パッティングを含めたショートゲームでは、2拍子でやると安定したスイングになります。
スイングの速さを決定するテンポは人それぞれでかまわないので、一定のリズムで素振りを繰り返し、そのリズムを自分の体に覚え込ませましょう。そうすれば、コースに出たときもトップやダフリは出にくくなるはずです。
山下美夢有(やました・みゆ)
2001年8月2日、大阪府生まれ。2019年のプロテストに合格し、翌年1月にプロ入会 (92期) 。2021年、ヤマハレディースオープン葛城で1打差の2位に入り、2週後のKKT杯バンテリンレディスオープンでは最終日に7バーディーという圧巻の内容で14アンダーという大会記録を更新して初優勝を飾る。また、同年、79ホール連続ボギーなしという日本記録(当時)を樹立した。賞金ランキングも13位に入りシード権を獲得。今季2勝目を狙う。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/1/28 発売号より転載)
その要因とは、インパクトでの緩みです。距離のわりにバックスイングを大きく上げてしまい、ダウンスイング~インパクトで距離を合せようとして緩んでしまう(写真①)。そうなると、距離が合いにくくなるだけでなく、打点も合わなくなりトップやダフリが出やすくなります。
写真①
このようなミスを防ぐためには、まずはバックスイングを大きく上げないようにすること。距離によって振り幅を決めたら、それ以上大きくならないようにクラブを振り上げることが大事です。
また、緩みを防ぐためにも、ダウンスイングからフォロースルーにかけては、クラブを加速させていくようなイメージでスイングしましょう(同②③)。
写真②③
クラブを加速させると「飛びすぎてしまうのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、振り幅さえ間違っていなければ、オーバーすることはないのでご安心ください。
さらにミスを防ぐためのアドバイスをもうひとつ。それはリズムを守ることです。私の場合は、「イチ」でバックスイング、「ニ」でダウンスイング~インパクト~フォロースルーといったように2拍子のリズムで打っていますが、パッティングを含めたショートゲームでは、2拍子でやると安定したスイングになります。
スイングの速さを決定するテンポは人それぞれでかまわないので、一定のリズムで素振りを繰り返し、そのリズムを自分の体に覚え込ませましょう。そうすれば、コースに出たときもトップやダフリは出にくくなるはずです。
山下美夢有(やました・みゆ)
2001年8月2日、大阪府生まれ。2019年のプロテストに合格し、翌年1月にプロ入会 (92期) 。2021年、ヤマハレディースオープン葛城で1打差の2位に入り、2週後のKKT杯バンテリンレディスオープンでは最終日に7バーディーという圧巻の内容で14アンダーという大会記録を更新して初優勝を飾る。また、同年、79ホール連続ボギーなしという日本記録(当時)を樹立した。賞金ランキングも13位に入りシード権を獲得。今季2勝目を狙う。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/1/28 発売号より転載)
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