19日開幕の全米プロゴルフ選手権（米オクラホマ州／サザンヒルズカントリークラブ）にメジャー通算15勝のタイガー・ウッズ（米）が出場する。

　ウッズは4月のマスターズトーナメント以来、今シーズン2度目の登場。自動車事故から約1年2か月ぶりの競技復帰となったオーガスタでは手術した脚の状態が懸念されたが、初日に「71」を記録するなど見事に予選を突破し、単独47位で4日間完走を果たした。

　米メディアによると、今週の舞台となるサザンヒルズカントリークラブでは先月28日に18ホールをラウンドし、今月15日と16日にもそれぞれフロントナインとバックナインをプレー。体は先月のマスターズ参戦時よりも「強くなっている」と明かすと、今大会でのツアー83勝目とメジャー16勝目は「絶対にできると感じている」と自信を示した。

　全米プロは、前回サザンヒルズカントリークラブで開催された2007年大会を含む通算4勝で、2位も3度記録している。注目の予選ラウンドはメジャー4勝のローリー・マキロイ（北アイルランド）、同3勝のジョーダン・スピース（米）と回ることが決まっており、マスターズに続いて今週もウッズに世界中のゴルフファンの視線が集まることになりそうだ。

（写真：Getty Images）