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つま先下がりからアイアンで確実にグリーンをとらえるには? 高橋友希子メソッド

2022年6月8日(水)午後4:57

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 ピンまで120ヤードで、ライはツマ先下がり。実際のラウンドでもよくあるシチュエーションではないでしょうか。

 このように、多少傾斜はあるけれど、絶対にグリーンを外したくないという状況でポイントになってくるのが、ドライバー同様、“軸がブレないスイング”をすることです。

 そのためにやって欲しいのは、肩から肩のコンパクトなスイング。そうすることで、傾斜地でも軸がブレない安定したスイングになり、その結果、弾道も安定します。

 この“肩から肩のスイング”はすべての傾斜地で実践することをオススメします。特に傾斜がきつければきついほどバランスを崩しやすくなるので、コンパクトなスイングは重要なポイントになってきます。

 次に狙う方向ですが、ツマ先下がりの場合は、スライス系の球が出る人と、フック系の球が出る人とに分かれます。まずは自分がどちらのタイプかを知り、スライス系ならばピンの左目を、フック系ならピンの右目を狙うといったように、持ち球によって狙う方向を決めましょう。

 また、ツマ先下がりでは、いつもよりボールが少し低い位置にあるので、重心を少し下げ、その下げた重心をキープして打つことも大事です。そのために意識したいのは両ヒザの角度で、スイング中、ヒザの角度を変えないようにすれば重心をキープすることができます。

 さらに傾斜の種類に関係なく、アイアンショットではダウンブローで打つことも大事です。ダウンブローというと、ゴルファーの中には手元だけで上から打ち込もうとする人が多いのですが、そうするとヘッドも上から下に動いて、ダフりやすくなります。

 ダウンブローで打つために動かさなければいけないのは下半身。トップからダウンスイングに移るとき、左足で地面を踏み込み、体重をしっかり左に乗せて打つことによって、正しいダウンブローが実現します。

 一方、体重移動がしっかりできていないと、ダウンスイングで左足や腰が伸びてしまって体が起き上がったり、その体勢からなんとか当てようとして手首を解いてダフるということになってしまうので注意してください。

 最後に正しいダウンブローを身につけるためのドリルを紹介しましょう。

 トップまでクラブを振り上げたら、ダウンスイングに入るときに左足を目標方向に一歩踏み出してからスイングするというドリルです。これを繰り返すことによって、左足に重心を乗せるコツがわかってくるはずです。

 なお左足を踏み出しても左足にしっかり体重を乗せられない人は、足を踏み出したときに少し重心を下げ、左足に重心を乗せながらスイングするようにしてみましょう。

 この練習を繰り返せば、体重移動がスムーズにできるようになります。ぜひやってみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4 高橋友希子メソッド #2」より(放送・見逃し配信中)

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