ルーキーの尾関彩美悠が国内女子ツアーの住友生命 Vitality レディス 東海クラシック（愛知県／新南愛知カントリークラブ 美浜コース）でツアー初優勝を飾った。

―優勝した率直な気持ちは

　本当に嬉しいです。

―2週連続のルーキー優勝

　同級生が次々に優勝していて、私も早く優勝したいという気持ちが強くて臨んだ今週だったので嬉しいです。

―先週の川崎春香選手の優勝が刺激になった

　刺激になりました。しかもメジャーですし、すごいなと思い、私も頑張らないといけないと思いました。

―追われる立場でのスタートだった

　全力で頑張って優勝できたら良いなと思い、最後まで絶対に諦めずに回ろうと決めていました。

―10番、11番の連続ボギーで吉田優利選手とは3打差がついた

　3打差よりもボギーに腹が立っていました。でも、そこで吹っ切って、残りのホールはしっかりと自分のできる限りのゴルフをしようと思って頑張りました。

―連続ボギーから12番でバーディを獲った

　ずっとパターが外れていましたが「いつかは入るだろう」と思っていて、入ってくれた感じです。

―15番のバーディを振り返ると

　15番のバーディはすごく集中して入れたバーディだったと思います。

―入れたら並ぶことは分かっていたか

　残りのホールも少なくなっていたので、できるだけ縮められたら良いなと思っていました。

―最終18番は吉田選手が先にバーディチャンスにつけていたが、プレッシャーはあったか

　優利さんはチャンスに絶対つけてくると思っていたので、プレッシャーはなかったです。とりあえず手前が池なので、しっかり振り切ろうとだけ思っていました。

―多くのギャラリーが最終ホールに

　最終日最終組は2回目で、歩いている時に「この光景は久しぶりで嬉しい」と思っていましたが、パッティングの時はラインのことだけしか考えていなかったです。

―キャディさんが泣いていた

　昨日キャディさんが「優勝したら俺は絶対に泣く」と言っていて、私は「じゃあ、それを見て笑います」という会話をしていて、その通りになった感じです（笑）。

―今後はどのようなことを心掛けてプレーするか

　本当にこの3日間の戦いは自信になったので、また切り替えて頑張って行きたいと思います。

（写真：Getty Images）