ローリー・マキロイ（北アイルランド）が、PGAツアーのザ・CJカップ in サウスカロライナ（米サウスカロライナ州／コンガリーゴルフクラブ）で優勝し、2年ぶりに世界ランク1位に返り咲いた。

「この半年は色々なことがあったが、やっと全てのピースが揃った。今後も崩れることなくプレーできたら良い」

　タイガー・ウッズ（米）はもうフル参戦していない。では誰が盛り上げるか。もうマキロイしかいないのではないか。特に「この半年の色々」というのは自身のゴルフだけでなく、LIVゴルフのことも指していると思われる。

　ビッグプレーヤーが移籍していく中、マキロイはリーダー的な役割を担い、PGAツアーに残ると宣言。2024年にはウッズとともにバーチャルゴルフも取り入れた新リーグをスタートさせる。

　新リーグを成功させるため、PGAツアーをより繁栄させるためにも、マキロイは勝ち続け、世界ランク1位をキープする必要がある。そうすることでより説得力が増す。だからこそマキロイは「これからもっと頑張る」とツアー通算23勝目を手にしても意気込んでいる。

（写真：Getty Images）