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国内男子

石川遼が約3年ぶりの勝利 勢いある若手にも「負けたくない」

2022年11月14日(月)午後0:28

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 石川遼が国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズ(静岡県/太平洋クラブ 御殿場コース)で星野陸也とのプレーオフの末、約3年ぶりとなるツアー通算18勝目を挙げた。

―3年ぶりの優勝

 もっと強くなるために今やるべきことをやり続けてきました。今日も1打1打しっかりと意識し、打ち方だけでなく攻め方も考えながらプレーできました。

―スタート時点で3打差を追う展開

 ノリに乗っている蝉川(泰果)選手と、勢いもあり実力もある星野(陸也)選手を追う中でのプレーでした。特に星野選手とは一緒に練習をしたりと仲が良いので、優勝争いを一度してみたいと思っていました。

 いざ1対1になると良いショットを打って欲しいし、ベストを出して欲しいという思いもありながら、自分も負けたくないという気持ちもあり、複雑な心境でした。

―前半で追いつくことができた

 昨日はショットが良くなかったので、真っすぐ行くかどうかという不安はありましたが、今日は良い感じだなと思っており、自分のすべきことをすれば良いショットになるという確信はありました。

 自分が思った以上に良いショットが打てたのですが、最後の最後に難しい17番パー3でパーオンができたのは優勝するために必要でした。グリーンを外してしまうと簡単にボギーになってしまうホールなので。

―正規の18番がボギーだったらプレーオフに進出できなかった

 死に物狂いで2パットで行こうと思い、緊張も正直そんなになかったです。

―プレーオフ1ホール目で決めたかったか

 今週で一番緊張した瞬間でした。ラインはカップ1個半で読み、イメージは出ていて冷静に打ったつもりでした。かなりチャンスだったのでメンタルにズシンと来ました。

―プレーオフ2ホール目

(ティーショットは右の林に行ったが)セカンドの状況を考えると、ほぼ100点満点のショットが打てました。

 サードショットは130ヤードくらいを48度で打ちましたが、思ったよりも空気が重く、飛んでいないとボールを見ている時に思いました。何とか上の段に残ってくれたのはラッキーでした。ほぼ真っすぐのラインだったので自信を持って打つことができました。

―ウィニングパットの緊張感

 打った瞬間は真っ白になった感じでしたが、いつものルーティーンで集中はできていました。

―優勝時の心境

 10年前とはツアーの顔ぶれも変わり、年下がすごく増えて、レベルも上がっていると思います。その中で誰にも負けたくないという思いはありました。今までとの優勝とは一味違う感情です。これからもっと上手くなりたいです。

―シーズンは残り3試合

 残り3試合と自分の大好きな試合が続くので、しっかり整理して来週に生かせるところは生かして頑張りたいです。

(C)JGTO Images

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2022 三井住友VISA太平洋マスターズ
11月10日(木)~11月13日(日)

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