国内男子
比嘉一貴「肩の荷が下りてホッとした」 最終戦を残して自身初の賞金王に
2022年11月28日(月)午後1:44
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比嘉一貴が国内男子ツアーのカシオワールドオープン(高知県/Kochi黒潮カントリークラブ)で通算12アンダー37位タイに入り、次週のゴルフ日本シリーズJTカップを残して自身初の賞金王タイトルを確定させた。
―賞金王になった今の心境は
実感はまだわきませんが、安心したというか肩の荷が下りてホッとしました。嬉しいよりも安堵感のほうが大きいです。
―この4日間を振り返って
苦手なコースということもあり、予選ラウンドは思い切りゴルフができませんでした。予選を通過して決勝ラウンドはいつも通りにプレーできるかなと思いましたが、上手くいかなかったので、ここは喜べないです。
―プレッシャーはあったか
プレッシャーは感じていないです。賞金王よりも良い成績を出して世界ランキングを上げることを考えていたので、ちょっとしたミスでフラストレーションがたまり、焦りが出てしまいました。
―賞金王に輝いた
(賞金王に)なれると信じていたことと、今まで何が足りなかったかしっかりと反省できたことが上手くいった要因だと思います。
また、試合前や試合後の練習や必要のない練習を減らしたことで、体への負担は減ったと思います。これも自分のゴルフが分かるようになったからこそ出来るようになりました。
―練習量を減らすことへの不安はあったか
最初は落ち着かず不安のほうが大きかったです。月曜日にクラブを握らないなど、そういう時間を大切にしました。どんな試合でもがむしゃらに120パーセントを出して、いつ力が尽きてもおかしくなかったので…。
ここまで大きな怪我もなくプレーできたのは良かったです。片山(晋呉)さん、谷口(徹)さん、手嶋(多一)さんから長くプロ生活を続ける秘訣を教えて頂きました。
―技術面で最も進歩したのは
120ヤード以内のショットやグリーン周りのウェッジショットです。それを軸にゴルフを組み立てています。練習の成果が出ていると思います。
―いま最も大切なものは
家族です。良い成績が出れば喜んでくれます。すごく大きな存在で、顔を見れば「また来週も頑張ろう」と思えます。
―沖縄で生まれて、ここまで来れた要因は
ごく一般的な家庭からしたら練習環境には恵まれていました。当時は(宮里)藍さんが活躍されていて賑わっていたので、ジュニア育成にも力が入っていました。たぶん東京で生まれていたらゴルフはできなかっただろうと思います。
―松山英樹選手に報告はしたか
真っ先に連絡しました。やっと松山さんと同じ試合で勝てたと報告できました。いつまで経っても僕は一生後輩なので、賞金王になったからといって変わることはないです。これから先、海外で松山さんと同じ試合に出る機会が増えれば良いなと思います。
―海外挑戦について
(5年の)シード権があるからこそ、挑戦できる部分はあると思っています。QTに挑戦したかったですが、今回は賞金王を優先しました。
今の希望は世界ランキングか賞金王で海外の試合に出場できたらと思います。海外ツアーに挑戦できる機会があれば積極的に挑戦して、厳しい世界と分かっていますが成長して日本に戻ってきたいです。
(C)JGTO Images
―賞金王になった今の心境は
実感はまだわきませんが、安心したというか肩の荷が下りてホッとしました。嬉しいよりも安堵感のほうが大きいです。
―この4日間を振り返って
苦手なコースということもあり、予選ラウンドは思い切りゴルフができませんでした。予選を通過して決勝ラウンドはいつも通りにプレーできるかなと思いましたが、上手くいかなかったので、ここは喜べないです。
―プレッシャーはあったか
プレッシャーは感じていないです。賞金王よりも良い成績を出して世界ランキングを上げることを考えていたので、ちょっとしたミスでフラストレーションがたまり、焦りが出てしまいました。
―賞金王に輝いた
(賞金王に)なれると信じていたことと、今まで何が足りなかったかしっかりと反省できたことが上手くいった要因だと思います。
また、試合前や試合後の練習や必要のない練習を減らしたことで、体への負担は減ったと思います。これも自分のゴルフが分かるようになったからこそ出来るようになりました。
―練習量を減らすことへの不安はあったか
最初は落ち着かず不安のほうが大きかったです。月曜日にクラブを握らないなど、そういう時間を大切にしました。どんな試合でもがむしゃらに120パーセントを出して、いつ力が尽きてもおかしくなかったので…。
ここまで大きな怪我もなくプレーできたのは良かったです。片山(晋呉)さん、谷口(徹)さん、手嶋(多一)さんから長くプロ生活を続ける秘訣を教えて頂きました。
―技術面で最も進歩したのは
120ヤード以内のショットやグリーン周りのウェッジショットです。それを軸にゴルフを組み立てています。練習の成果が出ていると思います。
―いま最も大切なものは
家族です。良い成績が出れば喜んでくれます。すごく大きな存在で、顔を見れば「また来週も頑張ろう」と思えます。
―沖縄で生まれて、ここまで来れた要因は
ごく一般的な家庭からしたら練習環境には恵まれていました。当時は(宮里)藍さんが活躍されていて賑わっていたので、ジュニア育成にも力が入っていました。たぶん東京で生まれていたらゴルフはできなかっただろうと思います。
―松山英樹選手に報告はしたか
真っ先に連絡しました。やっと松山さんと同じ試合で勝てたと報告できました。いつまで経っても僕は一生後輩なので、賞金王になったからといって変わることはないです。これから先、海外で松山さんと同じ試合に出る機会が増えれば良いなと思います。
―海外挑戦について
(5年の)シード権があるからこそ、挑戦できる部分はあると思っています。QTに挑戦したかったですが、今回は賞金王を優先しました。
今の希望は世界ランキングか賞金王で海外の試合に出場できたらと思います。海外ツアーに挑戦できる機会があれば積極的に挑戦して、厳しい世界と分かっていますが成長して日本に戻ってきたいです。
(C)JGTO Images
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