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国内男子

44歳の谷原秀人「少しでも若手の壁に」 最終戦を連覇でツアー通算17勝目

2022年12月5日(月)午後1:38

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 谷原秀人が国内男子ツアーのゴルフ日本シリーズJTカップ(東京都/東京よみうりカントリークラブ)でツアー通算17勝目を連覇で飾った。

―優勝した今の気持ち

 前半で伸ばせればチャンスはあると思っていて、8番と9番でバーディを奪うことができました。最終日は風もなくて4日間の中では伸ばしやすい一日でした。同組の岩田寛選手、チャン・キム選手がスコアを伸ばしていたことも大きかったです。

―首位に立ってからの攻め方

 17番のバーディはマストだと思っていました。18番のティーショットはカラーに行ってくれればと考えていて、パーセーブができればプレーオフに行けると思っていました。良いパーパットが打てました。

―18番の第2打目はアプローチでオーバーした

「やってしまった」と思いました。パーかボギーかダブルボギーなのか…。とりあえず(パーパットを)入れることしか考えていなかったです。

―大会連覇した

 ラウンド中は連覇のことは考えていなかったですが、結果的に連覇ができて嬉しかったです。

―44歳で優勝した

 ビックリです。少しでも若手の壁になれることを喜びながら来年もやります。小技で生きている部分もあるので若手にも見てもらいたいです。

―来年の目標は

 3連覇です。この歳で年間1勝するのは大変なことですが、まだこうやって優勝できているのでチャンスは残っていると思います。

―選手会長とプレーヤーを兼任している

 大変です。選手が一丸にならないと動かせないこともあります。選手たちが男子ツアーのことをどう思っているのか、どうしていきたいのか、意見をくみ取りながらツアーに伝えています。上手くいかない部分もあるため、そのあたりは苦労しています。

―今年の男子ツアーについて

 盛り上がっていると思います。御殿場(三井住友VISA太平洋マスターズ)は入場が無料だったということもありますが、あれだけのギャラリーが入り、「面白かった、感動しました」と言ってもらえて全選手が感謝していました。まだまだやれると皆が認識したと思います。

 19歳の長野泰雅選手、21歳の蟬川泰果選手などに続いて「俺も行ける」と思って、若手がどんどん出てくるのを楽しみにしています。

(C)JGTO Images

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