石川遼が国内男子ツアー、ANAオープン（16日開幕、北海道・札幌GC輪厚C)の予選ラウンドで、先週行われた日韓対抗戦の借りを返しに行く。

　青木功主将率いる日本チームは、アウェーでの戦いながら団体戦では韓国チームを撃破。石川も喜びの輪の中にいた。しかし、ストロークプレーのシングルスとなった最終日には、日本ツアーでプレーする金庚泰（韓）と対戦し7打差で敗北。悔しい思いを味わっている。

　その金庚泰とANAオープン予選ラウンドを戦うことなった石川。早速同じ組でプレーできるのは願ったり叶ったりで、韓国での借りを日本で返したいところだ。

　ディフェンディング・チャンピオンである谷口徹も、今季は国内メジャー初戦の日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯を制しており、まだまだ若い選手には負けない。

　また、北海道開催大会3試合で最もポイントを稼いだ選手が獲得する賞金100万円の北海道スイングのタイトルを狙っているのが、長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップで4年ぶりに復活優勝を果たした小山内護だ。ここで上位に入れば100万円のボーナスだけでなく、一部海外ツアーの出場権も獲得できるとあってやる気満々。得意のドライバーを武器に、北の大地で大暴れをもくろんでいる。