レッスン
素振りは上半身、ショット練習は下半身を意識 吉田弓美子
2023年1月26日(木)午後3:05
- この記事のキーワード
「いざラウンド」となると、皆さん張り切りますよね。「今日はベストスコアを狙うぞ」とか「バーディーを5つ以上取るぞ」といったようなそれぞれの目標を立てて臨まれる方も多いのではないでしょうか。
しかし、そういう目標がありながら、そのための準備をしようとしない人も多いようです。
いいゴルフをしようと思ったら、それ相応の準備が大事。気合いが入っていたとしても、突然ゴルフが上手くなることはないわけですから、せめて普段の力が発揮できるようにしておかなければいけません。
必ずやっておかなければいけないのが、体をほぐすこと。多くのプロやコーチたちが同じアドバイスをしていると思いますが、その重要性を理解していない人があまりにも多すぎるように思います。
特に寒さの影響で体が動きにくいこの時期は、念入りなストレッチが必要です。ごく一般的なメニューでいいので、肩周りをほぐしたり、下半身を動かしたり伸ばしたりしましょう。ツアープロたちは、肩にクラブを担いで肩周りを意識しながら上半身を回す動きをよくやりますが、このメニューはかなり効果的です。
そして、私の場合は、首や肩など上のほうからはじめてだんだん下りていくという順序で体をほぐしています。
また、ショット練習に入るときは、まず上半身の動きを意識しながら素振りをして、実際にボールを打つときは下半身を意識して打つようにしています(写真①)。このように分けてやることによって、上も下もしっかり動くようになるからです。
もちろん、それぞれのルーティンを確立すればいいのですが、特にこれといった方法を持っていない人はぜひ参考にしてください。
(協力:神奈川県・戸塚カントリー倶楽部)
吉田弓美子(よしだ・ゆみこ)
1987年4月28日、神奈川県生まれ。ジュニア時代から活躍し、2007年からTPD単年度登録者としてツアーに参加。2009年のプロテストでトップ合格。2011年、賞金ランク42位で初のシード入りを果たす。2012年「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝。2013年はLPGAのTPDミーティング委員長に就任。同年、3勝を挙げて賞金ランク5位になり、LPGAアワードにおいて敢闘賞を受賞する。通算7勝。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/1/20 発売号より転載)
しかし、そういう目標がありながら、そのための準備をしようとしない人も多いようです。
いいゴルフをしようと思ったら、それ相応の準備が大事。気合いが入っていたとしても、突然ゴルフが上手くなることはないわけですから、せめて普段の力が発揮できるようにしておかなければいけません。
必ずやっておかなければいけないのが、体をほぐすこと。多くのプロやコーチたちが同じアドバイスをしていると思いますが、その重要性を理解していない人があまりにも多すぎるように思います。
特に寒さの影響で体が動きにくいこの時期は、念入りなストレッチが必要です。ごく一般的なメニューでいいので、肩周りをほぐしたり、下半身を動かしたり伸ばしたりしましょう。ツアープロたちは、肩にクラブを担いで肩周りを意識しながら上半身を回す動きをよくやりますが、このメニューはかなり効果的です。
そして、私の場合は、首や肩など上のほうからはじめてだんだん下りていくという順序で体をほぐしています。
また、ショット練習に入るときは、まず上半身の動きを意識しながら素振りをして、実際にボールを打つときは下半身を意識して打つようにしています(写真①)。このように分けてやることによって、上も下もしっかり動くようになるからです。
写真①
もちろん、それぞれのルーティンを確立すればいいのですが、特にこれといった方法を持っていない人はぜひ参考にしてください。
(協力:神奈川県・戸塚カントリー倶楽部)
吉田弓美子(よしだ・ゆみこ)
1987年4月28日、神奈川県生まれ。ジュニア時代から活躍し、2007年からTPD単年度登録者としてツアーに参加。2009年のプロテストでトップ合格。2011年、賞金ランク42位で初のシード入りを果たす。2012年「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝。2013年はLPGAのTPDミーティング委員長に就任。同年、3勝を挙げて賞金ランク5位になり、LPGAアワードにおいて敢闘賞を受賞する。通算7勝。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/1/20 発売号より転載)
関連番組
ひとりゴルフ