国内男子
石川、自己最高367ヤード飛ばした!
2009年12月20日(日)午前10:08
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“飛ばし”に人一倍こだわりを持つ石川遼が、ゲスト出場したドラコン大会で自己最高の367ヤードをかっ飛ばした。
沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で19日に行なわれたマルハンL-1ドラコン決定戦にゲストとして初登場した石川。「遊びという気持ちは全くありません。本当に気合いが入っていますから」と真剣な表情で語ったあと、ティーグランドに立った彼は、この日のために特注した47インチの長尺ドライバーを握り6度の試技に挑戦。
「自分の夢だった350ヤードオーバを達成したい」という目標に向け、渾身の振りを披露。するとフォローの風に乗った打球は1発目から驚異の367ヤードをマーク。これには本人も驚きの表情。というのも日本ツアーで300ヤード前後を飛ばすことはあっても、350ヤード超えは未知の領域だから。「正直びっくり。好条件が重なった」と照れながら、若き賞金王は喜びを隠せなかった。
尾崎将司の全盛期には「飛ばしが1番のアドバンテージ」とばかり、飛距離にこだわる選手が多かったが、2000年代になってからは片山晋呉がツアーを引っ張ったこともあり、「飛距離より正確性」が重視される傾向にあった。だが石川が登場し再び「飛ばしこそゴルフの神髄」とプロたちの意識にも変化が生まれている。それが見る側にとって大きな魅力となり、ファンが急増したという経緯がある。石川のビッグドライブはゴルフファンの夢の具現化。海外参戦が増える来季は、飛距離にもさらに磨きをかけ、世界のトップに食らいついて行ってもらいたい。
沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で19日に行なわれたマルハンL-1ドラコン決定戦にゲストとして初登場した石川。「遊びという気持ちは全くありません。本当に気合いが入っていますから」と真剣な表情で語ったあと、ティーグランドに立った彼は、この日のために特注した47インチの長尺ドライバーを握り6度の試技に挑戦。
「自分の夢だった350ヤードオーバを達成したい」という目標に向け、渾身の振りを披露。するとフォローの風に乗った打球は1発目から驚異の367ヤードをマーク。これには本人も驚きの表情。というのも日本ツアーで300ヤード前後を飛ばすことはあっても、350ヤード超えは未知の領域だから。「正直びっくり。好条件が重なった」と照れながら、若き賞金王は喜びを隠せなかった。
尾崎将司の全盛期には「飛ばしが1番のアドバンテージ」とばかり、飛距離にこだわる選手が多かったが、2000年代になってからは片山晋呉がツアーを引っ張ったこともあり、「飛距離より正確性」が重視される傾向にあった。だが石川が登場し再び「飛ばしこそゴルフの神髄」とプロたちの意識にも変化が生まれている。それが見る側にとって大きな魅力となり、ファンが急増したという経緯がある。石川のビッグドライブはゴルフファンの夢の具現化。海外参戦が増える来季は、飛距離にもさらに磨きをかけ、世界のトップに食らいついて行ってもらいたい。